2017年10月13日

「現代日本のパッケージ2017」展が9月23日から11月26日まで、印刷博物館P&Pギャラリーで開催されている。オープン前日の9月22日、包装・印刷・デザインなどの関係者を集めて、内覧会・レセプションが行われた。

 

今年で3回目となる同展覧会(前回入場者数約6000人)は、書籍・雑誌と並ぶ身近な印刷物であるパッケージが、ユニバーサルデザイン、地球環境に優しい包装材の開発などに、創意工夫がなされていることが理解できるように展示されている。会場では日本で開催されている次の3つのコンクール受賞作品を展示して、デザインや機能の進化を紹介している。
 
▽第56回ジャパンパッケージングコンペティション/主催・日本印刷産業連合会=市場で販売されている商品包装コンペティション。
▽日本パッケージデザイン大賞2017/主催・日本パッケージデザイン協会=パッケージというデザイン領域のプロフェッショナルが集い、主に作品のデザイン性や創造性を競うコンペティション。
▽2017日本パッケージングコンテスト(第39回)/主催・日本包装技術協会=デザインからロジスティクスまであらゆる機能から見て年間の優秀作品を選定するコンテスト。

 

コンクール受賞作品を展示を紹介

コンクール受賞作品を展示を紹介


 

レセプションでははじめに、樺山紘一印刷博物館館長が次のようにあいさつした。
 
「従来、パッケージといえば、運ぶため、物を入れるための容器。大きくて強ければよしだったが、現在はインテリア・装飾として十分に役割を果たすようなデザインである必要があると思う。パッケージのデザイン、用途がこのように発展しているのは印刷にかかわっている私たちには示唆的であり、お手伝いする部分もあるという気持ちになる。本年で3回目になって、展示の組立て方も分かってきたが、お気づきの点があればたまわりたいと思う」
 

樺山紘一館長


樺山紘一館長


 
続いて加藤芳夫日本パッケージデザイン協会理事長が、「生活・家庭の場、物流の場で目にすることが多いのがパッケージだが、こういった美術館のようなギャラリーで展示されていると違った見方ができる。何か違った価値を発見できる。新しい目をもって、このものたちと対峙できる。このすばらしい展示会を3年続けていることに感謝し、3団体でいい仕事をしていきたい」と話した。
 
この後、小野隆弘日本印刷産業連合会常務理事のあいさつ、園山洋一日本包装技術協会事務局長の乾杯の発声があり、展示品を鑑賞しながらの歓談となった。
 
【開催概要】
会期=11月26日まで
会場=印刷博物館P&Pギャラリー(東京都文京区水道1の3の3トッパン小石川ビル)入場無料
開館時間=10時-18時
休館日=月曜日(10月9日開館)、10月10日(火)
電話03・5840・2300(代)
 
 

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