2017年10月03日

ミューラー・マルティニ ジャパン㈱(本社・東京都板橋区、宮﨑靖好社長)は9月29日、同社の本社ショールームで、最新鋭の全自動中綴じ機「プリメーラMC」と全自動無線綴じ機「アレグロMC」、およびこれらをネットワーク接続した最新のデジタルワークフローシステム「コネックス4.0」を披露するオープンハウスを開催した。

 

最新のデジタルワークフローシステム「コネックス4.0」は、▽生産現場の各機械の稼働状況をリアルタイムで集め、記録し、データ分析などができる「コネックス・インフォ」、▽ジョブに関する情報を、コネックスサーバーを介して各機械に伝達し、全自動機であればその情報に基づいてプリセットまで行うことができる「コネックス・ラインコントロール」--の2つのモジュールから構成される。

 

デモのようす「コネックス・インフォ」は、ネットワーク接続したポストプレス機器の生産情報をリアルタイムに記録し、記録された情報を集めて指定された様式で分析したりすることができるもの。

機械稼働速度や停止時間とその要因、損紙数、進捗状況といった製本工程の稼働効率をデジタル管理で正確に把握できるので、全体のワークフローを最適化、適切な対応をすることに貢献する。

一方の「コネックス・ラインコントロール」は、上流のMISや生産管理サーバーからJDFファイルを受け取り、そのジョブを担当する機械に、仕事番号や生産予定数、製品の寸法、断裁寸法、綴じ寸法、積み出し情報といったジョブ情報を流すもの。

オペレーターは紙ではなく機械のコンソールでジョブの内容を確認することができるとともに、自動プリセット機能がある機械ならばこれらの情報によって自動セットを実行できるので、頻繁なジョブ替えを要する極小ロットの仕事でも効率的に処理することができるようになる。

 

 

プリメーラMC 1ショールームで行われた最新鋭の全自動中綴じ機「プリメーラMC」と全自動無線綴じ機「アレグロMC」の実演デモでは、この「コネックス4.0」からジョブ情報を発信して自動プリセットをして行われた。

 

「プリメーラMC」は、すでに高度な自動化機能を持つ中綴じ機「プリメーラ」にモーションコントロール技術を加えたモデル。

モーションコントロール技術とは、各ユニットの可動部がサーボモーターで単独駆動した上で全体を同期制御するもの。

各ユニットを単独サーボ駆動で個々に動かすことができるので、高い位置決め精度と各部のプロセスの効率化が図れることによって切り替え時間が短くなり、短時間で最大の生産性を発揮できる。

実演デモでは、①A4判8ページの折丁が4台の中綴じ製本、②B5判8ページの折丁が4台の中綴じ製本--の2ジョブを実施。

ジョブ替えは「コネックス4.0」からの情報による自動プリセットで行い、わずか3分半で次ジョブの本生産が開始された。

 

また、「アレグロMC」の実演デモでは、①A4判8ページの折丁が4台の無線綴じ製本、②A5判16ページの折丁が4台の無線綴じ製本--の2ジョブを実施。

こちらも「コネックス4.0」からの情報による自動プリセットで行い、迅速に本生産が開始できるところを示した。

 

 

 

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