2017年09月12日

9月13日、東京・ホテルニューオータニで行われる「2017年印刷の月 記念式典」のハイライトのひとつが、「日印産連表彰」。長年にわたり印刷産業の発展に貢献した個人・団体を顕彰する制度である。平成29年度の受賞者は、印刷功労賞12人、印刷振興賞18人、特別賞2団体である。印刷功労賞は印刷団体の運営を通じて、印刷産業の発展向上に寄与した人、印刷産業振興賞は業務の進歩改善への貢献や技術面に秀でた人に贈られる。また特別賞は地域振興や社会貢献などを通じて印刷産業の地位向上に寄与した人・団体が対象だ。
 

印刷功労賞

 
三浦剛治氏
印刷工業会元常任理事、三浦印刷㈱会長。74歳。印刷工業会推薦。
平成26年に印刷工業会の常任理事ならびに日印産連の常任理事に就任し、長きにわたり印刷業界の発展と地位向上に尽力した。印刷工業会資材部会への積極的な派遣など団体活動を推進するとともに、JapanColorの周知・浸透やデジタル校正の普及による合理化に努めるなど業界発展に貢献した。また広い人脈を活かした他業種交流への参画など、連合会組織拡大にも腐心した。

三浦剛治

三浦剛治氏


 
二瓶春樹氏
印刷工業会常任理事、光村印刷㈱相談役。73歳。印刷工業会推薦。
二瓶氏が社長就任後、平成26年5月に印刷工業会の常任理事に光村印刷としては12年ぶりに就任、同年6月には日印産連の常任理事にも就任し、印刷業界の発展と地位向上に尽力した。印刷工業会の部会活動には商業印刷部会、資材部会など多くの部会に対し積極的な部員の派遣を行い、印刷工業会活動に多大なる支援を行った。

二瓶春樹

二瓶春樹氏


 
板倉 清氏
全日本印刷工業組合連合会常務理事、㈱アイテックサプライ代表取締役社長。67歳。全日本印刷工業組合連合会推薦。
平成26年から現在まで全印工連常務理事、北海道工組理事長として、中小印刷産業の振興・発展、地位向上に努める。
平成26年には第30回北海道印刷・情報文化典札幌大会大会長として大会を成功裡に導き大きな成果を残すなど、新しい印刷産業を広く社会にアピールした功績は多大である。北海道地区印刷協議会会長としても道内中小印刷産業の振興に大きく貢献している。

板倉清

板倉清氏


 
大久保秋生氏
全日本印刷工業組合連合会元常務理事、㈱共同印刷所代表取締役。64歳。全日本印刷工業組合連合会推薦。
平成22年から平成24年まで、全印工連常務理事として中小印刷産業の振興・発展に努める。この間、とくに組織・共済委員長として「魅力ある組合づくり」を目指し、全国の組合員加入増強活動、共済加入促進キャンペーンを指揮し、大きな成果を上げた。平成24年からは2年間にわたり組織活性委員会特別委員として全印工連の活性化に寄与するなど、中小印刷産業の発展向上に大きく貢献した。

大久保秋生

大久保秋生氏


 
大門一平氏
東北フォーム印刷工業会理事、秋田印刷製本㈱代表取締役社長。61歳。日本フォーム印刷工業連合会推薦。
日本フォーム印刷工業連合会の理事および常任理事を10年務め、東北フォーム印刷工業会では平成18年より副会長、平成26年より会長に就任し、会の発展に寄与した。また、印刷業を通して地元産業の振興に努めており、日印産連が推進している「じゃぱにうむ」にも印刷会社と米作農家が連携し、単一農家米のブランド化による地域農業の高付加価値化を推進していると紹介されるなど、その業績は多大である。

大門一平

大門一平氏


 
沖 敬三氏
一般社団法人日本グラフィックサービス工業会専務理事、勝美印刷㈱相談役。72歳。日本グラフィックサービス工業会推薦。
地元東京・文京支部、東京地協の役員を歴任したあと、ジャグラの常任理事を2期4年間務めた。その後、請われて専務理事に就任し、これまでの4期の間、ジャグラの財政基盤を盤石なものにしたほか、会員増強にも力を入れて、会員増を果たすなど、その功績は大なるものがある。また事務局の指導においても卓越した手腕を発揮し、後進の指導に当たっている。

沖敬三

沖敬三氏


 
岡本城夫氏
全日本製本工業組合連合会副会長、㈱一貫堂代表取締役会長。74歳。全日本製本工業組合連合会推薦。
現在、全製工連副会長、大阪工組理事長の要職を務める。この間、組合員の要望に合った製本機械の講習会を開催して技術の向上に取り組んだ。平成28年5月大阪工組理事長に就任し、組合が抱える様々な問題に対処する財政健全化経営革新委員会を設立、現在、組合中期ビジョンの作成に取り組んでいる。全製工連においては、紙製品製本専門委員会の担当副会長として、紙製品製本業者をまとめたほか、連合会の事業の充実化に努め、製本業の振興発展に貢献している。

岡本城夫

岡本城夫氏


 
山田義弘氏
日本グラフィックコミュニケーションズ工業組合連合会(GCJ)副会長、近畿グラフィックコミュニケーションズ工業組合(GC近畿)理事長、清堀写真製版㈱代表取締役社長。65歳。GCJ推薦。
経営環境の激化に適応した工程の構築に努め、企業経営の基盤確立に従事するかたわら、永年にわたって業界団体組織のGCJ副会長、GC近畿理事長の要職を歴任し、その重責を担う。多岐にわたる各種組合の事業運営に積極的に取り組み、組織の円滑な運営と振興発展に務めた。業界組織の活性化を目指して事業運営に寄与した功績は多大である。

山田義弘

山田義弘氏


 
藤木俊夫氏
全日本シール印刷協同組合連合会元副会長、㈱萬誠社印刷工業所代表取締役。58歳。全日本シール印刷協同組合連合会推薦。
京都シール印刷工業協同組合では長きにわたり役員を務め、理事長と全日シール連合会副会長在籍時には全国大会の担当責任者としてリーダーシップを発揮して成功裏に運営した。
また、IT関係に習熟しており、現在連合会で使用している「メーリングリスト」の礎を担っており全国の役員が意見・討論・参加出来る環境を整備して連合会運営の面でも多いに役立っている。

藤木俊夫

藤木俊夫氏


 
佐伯鋼兵氏
全国グラビア協同組合連合会理事、㈱佐伯紙工所代表取締役社長。74歳。全国グラビア協同組合連合会推薦。
昭和44年に㈱佐伯紙工所を創業し、順調に社業を伸ばし、平成3年から浦和市議会議員に4期16年連続当選。
その後、さいたま市市議会議長の要職をこなし、平成26年さいたま市商工会議所会頭、埼玉県商工会議所連合会会長として中小企業発展に寄与した。
その間、埼玉県グラビア協同組合理事として務め、本年には理事長として期待されている。また永年全国グラビア協同組合連合会理事をも務め、業界発展に寄与し、その功績は多大である。

佐伯鋼兵

佐伯鋼兵氏


 
福本正一氏
全日本スクリーン・デジタル印刷協同組合連合会前常務理事、神奈川県スクリーン・デジタル印刷協同組合前理事長、㈲とみおかプロセス代表取締役。75歳。全日本スクリーン・デジタル印刷協同組合連合会推薦。
神奈川組合理事長として若手の登用などにより組合活動の活性化に大きく貢献した。連合会役員として、50年を超えるスクリーン印刷の経験をもとに、ステッカー・看板から工業製品まで多岐にわたる自社の技術を紹介し、業界の技術向上に大きく寄与した。連合会主催の「2016年度 スクリーン・デジタル印刷界 表紙コンクール」において第1位を獲得し、その技術の高さが改めて評価された。

福本正一

福本正一氏


 
中島成和氏
全日本光沢化工紙協同組合連合会元副会長、中部光沢化工紙協同組合顧問、(合)中島加工所代表社員。77歳。全日本光沢化工紙協同組合連合会推薦。
多年にわたり、全日本光沢副会長として業界運営に務める一方、組合設立当初より、中部光沢化工紙協同組合、理事、副理事長、理事長の要職を務め、組合の礎を築き組織強化、振興発展に尽力。また、光沢専門業者として創業以来57年間代表者の責にあって、技術を研き、技術指導にあたり、業界発展に果した役割はまことに顕著である。

中島成和

中島成和氏

 

 

印刷振興賞

 
印刷工業会推薦
 
飯泉祐治氏
ビーエフ&パッケージ㈱取締役生産技術本部長兼関東工場長。61歳。
長年にわたり、液体紙容器の製造に携わり、機能性や美粧性のある商品の開発を行った。また、食品安全マネジメントシステム「FSSC 22000」を認証取得し、フードチェーンのニーズに応え、品質管理と製品安全の強化を行った。

飯泉祐治

飯泉祐治氏


 
荻野正彦氏
水上印刷㈱取締役技術本部長。59歳。
複写機、スキャナ、プリンタなどの品質評価に欠かせないテストチャートの研究開発、製造に長年携わり、世界シェア90%を誇る製品に育て上げた。印刷業界のみならず複写機、光学機器業界の発展に大きく貢献した。
荻野正彦

荻野正彦氏


 
齋藤嘉幸氏
大口製本印刷㈱顧問(大日本印刷)。71歳。
入社より印刷部門に従事、その後、労働組合執行委員長、製本会社の社長を歴任してきた。多様な経験によって培われた知見とリーダーシップを発揮し、印刷・製本部門の効率性の追求や品質管理、人材育成に尽力し、業界の発展に貢献した。
齋藤嘉幸

齋藤嘉幸氏


 
眞田 整氏
トッパン・ヒューマン・インフォメーション・サービス㈱(凸版印刷)。66歳。
凸版印刷㈱在籍時において、印刷技術の標準化に関し、JIS原案作成委員会の幹事、委員として国内外で長年活動し、日本の印刷産業の発展に貢献した。とくに、印刷用語、校正記号の標準化では大きな成果をもたらした。部会の活動を多年にわたり務め、業界の発展に貢献した。
眞田整

眞田整氏


 
 

全日本印刷工業組合連合会推薦
 
藤田良郎氏
瞬報社写真印刷㈱代表取締役社長。59歳。
平成22年から現在まで、全印工連理事、山口県工組理事長、中国地区印刷協議会副会長として中小印刷業界の振興発展に尽力する。平成12年から4年間にわたり全印工連マーケティング委員会委員を務め、中小印刷業界にマーケティングの考え方を導入した功績は顕著である。

藤田良郎

藤田良郎氏


 
杉山昌行氏
山協印刷㈱代表取締役社長。61歳。
平成20年から平成24年5月まで全印工連監事として、全印工連のガバナンスの向上に貢献した。24年5月からは全印工連理事、神奈川工組理事長、関東甲信越静地区印刷協議会幹事、副会長の要職を務め、中小印刷業界の地位向上、振興発展に果たした功績は顕著。
杉山昌行

杉山昌行氏


 

中西 知氏
㈱アイプリコム代表取締役会長。70歳。
平成20年から平成28年まで、全印工連理事、奈良県工組理事長、近畿地区印刷協議会幹事の要職を務める。この間、中小印刷業界の地位向上、組織強化の推進に尽力するなど、業界の振興発展に果たした功績は顕著である。

中西知

中西知氏


 
 
日本フォーム印刷工業連合会推薦
 
丸田勝功氏
太平洋印刷㈱代表取締役専務。62歳。
平成18年に関東フォーム印刷工業会の理事に就任し、平成27年からは常任理事として通算11年にわたり関東フォーム印刷工業会の運営に携わっている。2年前からは活性化委員の副委員長として、若手会員の交流と親睦に力を注いでいる。社業においてもフォーム印刷の合理化、近代化に貢献している。
丸田勝功

丸田勝功氏


 

川畑利之氏
相互ビジネスフォーム㈱代表取締役社長。49歳。
平成22年から現在まで、関西フォーム印刷工業会理事に就任し、平成28年からは大阪府印刷工業組合常務理事に就任、常に先頭に立って、関西の業界の振興発展と地位向上に大きく貢献した。情報交流を積極的に行い、後進ならびに業界指導に多大に貢献した。

川畑利之

川畑利之氏


 
 
一般社団法人日本グラフィックサービス工業会推薦
 
笹岡 誠氏
㈲ドゥ・プラン代表取締役。64歳。
東京・城西支部長を10年以上にわたり務め、支部の融合と団結、そして活性化に取り組んだ。またジャグラ理事としてもデジタルに通暁した理事として活躍している。
笹岡誠

笹岡誠氏


 

尾形文貴氏
㈱みつわ代表取締役。64歳。
千葉県支部長を10年以上にわたり務め、支部の融合と団結、そして活性化に取り組んだ。またジャグラ理事として個人情報保護の推進や環境保護の推進にも取り組み活躍している。

尾形文貴

尾形文貴氏


 
 
全日本製本工業組合連合会推薦
 
飯島浩司氏
飯島製本㈱代表取締役。59歳。
多年にわたり愛知工組の理事、副理事長を務め、この間、中央技能検定委員および愛知県技能検定員として製本技能検定試験の円滑な運営に尽力したほか、愛知地区製本業の振興発展に努める。
飯島浩司

飯島浩司氏


 
山本雅夫氏
㈱山本製本所代表取締役。69歳。
平成20年に東京工組教育・労務委員長に就任し、現在至っている。この間、個人情報保護体制認定制度の運営に尽力したほか、各種製本機械講習を開催して、従業員の製本技能の向上に貢献した。

山本雅夫

山本雅夫氏


 
 
日本グラフィックコミュニケーションズ工業組合連合会推薦
 
田中潤一郎氏
㈲田中凸版代表取締役。62歳。
多年にわたり業界組織の要職を歴任し、現在GCJ副会長・GC九州理事長として活躍。全国および九州地区の業界組織の振興に努めるとともに、長年にわたり事業推進、組合業務全般の運営に尽力した功績は多大。
田中潤一郎

田中潤一郎氏


 
 
全日本シール印刷協同組合連合会推薦
 
原 眞治氏
㈱プライム・ハラ代表取締役会長。72歳。
シール印刷四国協同組合が全日本シールに加入した当時から四国協同組合の理事、専務理事、副理事長、理事長を務めて組織の強化に努めてきた。連合会では主に広報国際委員会に属して四国協同組合の情報発信に努め、四国協組との橋渡し役として活躍した。

原眞治

原眞治氏


 
 
全国グラビア協同組合連合会推薦
 
杉山真一郎氏
富士特殊紙業㈱代表取締役社長。42歳。
経営する富士特殊紙業㈱は、水性グラビア印刷の環境技術に対し、デュポン賞、環境大臣賞など数多く栄誉を得ている。また、業界においては、全国の青年部の中心として奔走し青年部全国連絡会を発足させた。

杉山真一郎

杉山真一郎氏


 
 
全日本スクリーン・デジタル印刷協同組合連合会推薦
 
田中一誠氏
㈲山田八興堂代表取締役。68歳。
昨年創業100年を迎えた名門企業において、業界で高く評価され海外需要にも対応したプレート印刷の卓越した技術の改善向上を牽引した。また団体の役員として組織の強化、若手理事の指導育成に努めている。
田中一誠

田中一誠氏


 
 
全日本光沢化工紙協同組合連合会推薦
 
髙見正行氏
㈱髙見紙化工所代表取締役。56歳。
組合活動には積極的に協力し、就任後も関連団体などとのパイプ役となり、現在も業界発展に多大な貢献。また、組合のセミナーや他団体の自社工場見学会を開催するなど地区の交流にも積極的に協力している。

髙見正行

髙見正行氏


 
 

特別賞

 
全日本印刷工業組合連合会推薦

 
愛知県印刷工業組合(代表)、岐阜県印刷工業組合、三重県印刷工業組合、石川県印刷工業組合、富山県印刷工業組合、愛知県印刷協同組合
活動内容=中部5県共催「ポスターグランプリ」の開催
本年で第8回を迎える「ポスターグランプリ」は、愛知県印刷工業組合、岐阜県印刷工業組合、三重県印刷工業組合、石川県印刷工業組合、富山県印刷工業組合、愛知県印刷協同組合の6団体が主催するコンペティションで、平成22年から毎年開催している。応募資格を愛知県、岐阜県、三重県、石川県、富山県の5県内に在住または在勤・在学する個人に限定し、将来のグラフィック業界を担う学生、生徒および一般のデザイナーを対象に作品募集するなど、地域の人材の発掘・育成に大きく寄与している。また、入賞・入選作を愛知県美術館や主催工組のイベント時に展示するなど、地域に密着したコンペティションとして定着しており、中部5県の人材の育成および中小印刷業界のコンテンツ制作の振興・発展に大きく貢献している。

中部5県共催「ポスターグランプリ」

中部5県共催「ポスターグランプリ」

 

全日本印刷工業組合連合会推薦

 
東京都印刷工業組合 城南支部
活動内容=社会貢献事業 「Smile〝紙援〟Project」
「Smile〝紙援〟Project」は、地元の品川区・大田区の協力の下、地域の子どもたちが多種多様な紙と触れ合うことで創造力を高めるきっかけになればとの思いから『印刷業界ができる社会貢献事業』として、平成24年にスタートした。組合員企業提供の残紙を使いやすいサイズに成形し、品川・大田両区の保育園、幼稚園、児童館などに無料配付する活動で、過去5回で263カ所への配付実績がある。配付先からたいへんに喜ばれ、品川・大田両区からも期待される事業として発展し、地域の教育、児童福祉および中小印刷会社のイメージアップに大きく貢献している。

東京都印刷工業組合城南支部

東京都印刷工業組合城南支部


 
 

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