ハイデルベルグ・ジャパン㈱(本社・東京都品川区、水野秀也社長)は、断裁機メーカーのポーラー社が創立111周年を迎えたことを記念し、今年12月まで、「111周年記念エンブレム」を配したアニバーサリーモデルの期間限定販売および特別キャンペーンを実施する。
ポーラー社の歴史は1906年9月24日に誕生した工作機械メーカー「アドルフモーア機械製造」から始まり、第2次世界大戦後の1946年、西ドイツ印刷業界復興の一翼を担うべく、紙工用断裁機の製造・販売を開始。
1949年にはハイデルベルグ社とパートナーシップを結び、1951年に開催された第1回drupa展に参加した。その後、磁気テープ制御の断裁機、断裁システムなど、時代を代表する製品を相次いで市場へ投入。
近年では精密断裁に欠かせない特殊なオプション装置、自動断裁システム機、プリプレスデータを活かすコンピュカットなど、時代のニーズに応える製品開発をしている。
現在までの総出荷台数は15万台以上に上り、170の国と地域に200ヶ所の販売・サービス拠点を設け、ユーザーをサポートしている。
国内第1号となるポーラー断裁機が輸入・販売されたのは昭和30年。
以来、6000台以上のポーラー断裁機が日本に納入されている。