2017年08月23日

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偽造防止印刷を施された紙(左)はコピーすると文字などが浮かび上がる(右)

鮮明堂印刷㈱(本社・東京都品川区、藤井清三社長)は、8月22、23日の両日、東京・中央区の東京国際フォーラムで開催されている、「2017“よい仕事おこし”フェア」(主催・城南信用金庫)に出展し、偽造防止・複写防止印刷の紹介、同社発行の「印刷文例集」や、「俳句自費出版資料室」などをPRした。
同社の偽造防止・複写防止印刷は、日本での導入が極少数のセキュリティデザインソフトを含め複数のソフトを駆使し、金券やチケット、院外処方箋、医療器具(ペースメーカーなど)購入発注用紙、弁護士事務所・会計事務所からの重要書類など、コピー不可とする書類、冊子に偽造・複写防止用印刷を加え、印刷物の不正利用を防ぐことを目的にしている。
同社がソフトなどを使用して提案する偽造・複写防止印刷は、(1)彩紋表現(キロッシュ)=円、弧、波状線などの円形のデザインパターンを組み合わせる彩紋作成(2)コピーガード加工(スプリットライン)=一つの線を複数の繊細な線に分割することにより、複製を困難とし、コピー機で複写すると文字画像が現れる(3)文字図形網点表現(ラスタライゼーション)=網点を文字や図形で表現。ラスタライズ機能で文字や図形の組み合わせでドットを表現することで偽造防止に効果的な印刷物を作成(4)装飾用フレーム表現(レース)=エレメント(要素)を繰り返すことにより、装飾用フレームを作成(5)屈折表現(リフラクション)=ラインの屈折を利用してさまざまな模様を表現したりイメージを表現する(6)モアレ効果(ロックオープニング)=チェックフィルム(特殊な網点フィルム)を重ねて見ると、モアレ効果で隠された文字や図形が浮かび上がる(7)微小文字表現(マイクロテキスト)=罫線やイラストを肉眼では判読不可能な微小文字を使用し表現する(8)隠し文字加工(ラテント)=幅を変化させた線を異なる方向に使用することにより、背景に隠し文字や画像をデザインする(9)オリジンナルナンバー(フォントメイク)=作字作成ソフトを使用しオリジナルナンバーを作成し、PODでナンバーを可変出力する(10)立体表現(レリーフ)=線画をコントロールし、ロゴ、マーク、イラスト、記号、文字などの対象物を浮かび上がるようにする(11)彫刻表現(エングレービング)=線幅を部分的に太くしたり細くしたりすることで、彫刻したようなイメージを表現--などを駆使して行う。
また、コピーガード印刷と透かし印刷(ウォーターマークスプリント)を併用する提案も行っている。

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