2017年08月18日

ギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)で8月7日から9月16日まで第361回企画展「Apeloiggg Tokyo フィリップ・アぺロワ展」が開かれている。

 
パリを拠点に活動を続けるフィリップ・アペロワ。オルセー美術館やルーヴル美術館をはじめとする数々の文化施設の仕事を手がけるほか、現代のフランスを代表するグラフィックデザイナーとして国際的に活動の場を拡げている。

 
モダニズムに大いなる刺激を受け、また絵画、パフォーミングアート、そして文学をこよなく愛するフィリップ・アペロワの作品を特徴づけるのが、リズミカルで大胆なタイポグラフィ。

 
平面であるポスターの中で、立体的な文字が躍り、ストーリーが立ち上がり、情感豊かに訴えかけてくる。近年、積極的に取り入れている映像手法により表現されるタイプデザインやロゴは、ゆえにごく自然に動きを与えられ、あくまでも軽やかに、まるでダンスを踊るかのように画面の中を跳び回る。

 
2013年にフランスのパリ装飾美術館で大回顧展「Typorama」を開催。15年にはオランダ・アムステルダムのステデリック・ミュージアムにてタイポグラフィックなポスターに焦点をあてた個展「Using Type」開催。そして17年、満を持してのgggでの展覧会となる。

 
同展ではアペロワの意欲的な最新作・近作にフォーカスする。イッセイ・ミヤケの香水L’EAU D’ISSEY、L’EAU D’ISSEY POUR HOMMEの17年サマーフレグランスとホリデーコフレのパッケージデザインは、「Typography & Landscape(タイポグラフィ&風景)」をテーマにアプローチ。特徴的なボトルのシルエットを象ったL’EAU D’ISSEYフォントは、同プロジェクトのために一からデザインされた。

 
アペロワ流タイポグラフィによって新たなL’Eau d’Isseyの世界が立ち上がる。

 
また最新作にして新たな挑戦であるセーブル焼磁器のほか、エルメスのロラン・バルト生誕100周年記念スカーフ、ダイナミックなポスターの数々、ポップさの裏で厳密に設計されたフォントやロゴなどを紹介する。フィリップ・アペロワの実力と魅力を存分に体験できる場となるだろう。

 
会場 ギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)(〒104-0061 中央区銀座7の7の2 DNP銀座ビル tel03・3571・5206)▽開館時間 午前11時から午後7時まで▽休館 日曜・祝日▽入場料 無料▽URL http://www.dnp.co.jp/gallery/ggg/

 

 

 

 

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