2017年08月10日

京都・太秦の京都dddギャラリーは、9月4日から10月24日まで第214回企画展「平野甲賀と晶文社展」を開く。

 

平野甲賀は1964年から92年かけておよそ30年間、晶文社の本の装丁を一手に担った。ひとりのデザイナーが1社の装丁をすべて手掛けるのは稀なことで、当時のカウンター・カルチャーの旗手でもあった晶文社のスタイルを作り上げ、出版界に旋風を巻き起こしてきた。

 
同展では平野甲賀が半世紀かけて7000冊以上手がけた装丁作品の中から晶文社の装丁本を中心に約600冊展示する。

 
また今春、好評を博した台湾台中市での展覧作品の描き文字と、もうひとつの活動である舞台やコンサートのちらしやポスターを手直しし、作品上のメモまで書きつけ和紙に刷り出した作品およそ80点も紹介する。

 
ギャラリーが古書店であるかのように、装丁本を手に取れる。本と出版と時代と装丁家の密月な関係に思いを馳せる機会である。

 
会場=京都dddギャラリー(〒616-8533京都市右京区太秦上刑部町10)▽時間=午前11時から午後7時(土曜日、10月1日は6時)まで▽休館日=日曜・祝日(10月1日は特別開館)▽入場料=無料▽URL=http://www.dnp.co.jp/gallery/ddd/

 

 

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