2017年08月09日

ハイデルベルグ社の印刷機制御ステーション「プリネクトプレスセンターXL2」がインターテック・テクノロジーアワード2017を受賞した。

また同時に、デジタルラベル印刷機「ガルス・ラベルファイア340」も同賞を受賞している。

インターテック・テクノロジーアワードは、印刷業界における世界最大団体である米国印刷工業会(PIA)が、印刷関連のさまざまな分野での革新的な製品・技術に対して賞を授与している。

 

プリネクトプレスセンターXL2

プリネクトプレスセンターXL2

「プリネクトプレスセンターXL2」は、同社が掲げる印刷業界の未来を見据えた新たなビジョン「Push to Stop」コンセプトを実現するためのコア技術である、「ウォールスクリーンXL」および「インテリスタート2」を備えた印刷機制御ステーション。

未来の生産では、生産工程は人間の操作によってスタートされる(Push to Start)のではなく、むしろ機械が自動的にスタートして監視も行い、必要な時にだけ人間が操作して機械を止める(Push to Stop)という考え方に基づき、オフセット印刷では初めてオペレーターが一切の操作をすることなく、印刷機がジョブチェンジを連続して自律的に行うことを可能にした。

「インテリスタート2」は、「Push to Stop」を実現するためにもっとも重要な要素の1つで、データアナリティクス、メカニカル設計、カラー測定システムを含むインテリジェントなソフトを通じて、最短時間によるジョブチェンジを定義し実行する。自動プロセスは並列処理および最適化され、理想的な順序で遂行される。

 

今回の授賞に際してPIA研究技術センターのジム・ワークマン副センター長は、「このレベルの全自動運転は印刷産業の新たなすばらしい未来を示すものであり、審査員は満場一致で授賞を決定した」と述べている。

 

また、同社でデジタルビジネスおよびサービスの責任者を務めるウーリッヒ・ヘルマン取締役は「“Push to Stop”という考え方はdrupa2016で紹介し、オフセット印刷の生産性を革新的に高める新たなアプリケーションとして実演運転で披露した。 “ウォールスクリーンXL”と“インテリスタート2”を備えた“プリネクトプレスセンターXL2”が、オフセット印刷のデジタル化という点で飛躍的な進歩だということをインターテック・アワードの審査員から認められた。このインターテック・アワードの受賞は、デジタル印刷技術に限らず印刷会社の業務全体のデジタル化において、当社が指導的立場にあることを示す重要な証になる」と述べている。

 

 

 

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