2017年07月18日

㈱モリサワ(森澤彰彦社長)の開発商品ならびに関連機器のユーザーで構成するモリサワ会(浅野健会長)の第36回総会が、7月3日午後3時から東京・千代田区のホテルグランドパレスで開かれ、参加者は研修会で見聞を広めるとともに、懇親会では相互の親睦を図り、情報を交換した。

浅野健会長

浅野健会長

総会では浅野会長が、「きょうは森澤嘉昭相談役が久々にコレクションの話をするほか、学びの多い話が用意されている。最後まで楽しんでほしい」とあいさつ。

太田裕康会計監査の第35期会計報告や事務局からの連絡事項のあと、研修会に移った。
第1部「モリサワ・コレクションのご紹介」では、森澤相談役が、世界の文字と書物の歴史について、アルファベット系と漢字系のふたつの大きな文字体系を軸に解説するとともに、インキュナブラ(揺籃期本)、ケルムスコット・プレス、手鑑(てかがみ)など、コレクションのかずかずを紹介した。

モリサワ・コレクションでは、「文字と書物」に関する古今東西の資料を収蔵。そのうちの主な物は、大阪市浪速区のモリサワ新本社ビル5階「コレクション・ゾーン」に常時展示している。

森澤嘉昭相談役

森澤嘉昭相談役

 

第2部では、㈲安土堂書店の八木正自代表取締役が、「百万塔と世界最古の印刷物百万塔陀羅尼経」のテーマで講演した。

八木正自氏

八木正自氏

引き続き懇親会が開かれ、塚田司郎副会長が開会あいさつ。その中で塚田副会長は「モリサワ会の研修会のテーマは文化にかかわるものが多い。きょうもモリサワ・コレクションと百万塔陀羅尼の話だった。とくにコレクションについては、1点1点丁寧に解説していただいた。コレクションに対する森澤相談役の思い入れが感じられた」と感想を述べた。

続いて森澤社長が「研修会では、日本の印刷の歴史のおおもとにつながる話を聞くことができた。私の好きな言葉は〝温故知新〟。過去の技術を新しい形に発展させてこそ、会社は生き残っていけると思う。当社は93年を迎えるが、皆さんのおかげで成長できたことに感謝している。悠久の昔に想いを馳せながら、印刷の原点を考えるいい機会になった」とあいさつ。

森澤彰彦社長

森澤彰彦社長

新入会員(豊榮印刷㈱、㈱廣済堂)紹介のあと、廣田浩二豊国印刷㈱社長の音頭で乾杯し、開宴した。

 

 

 

 

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