2017年07月04日

一般財団法人印刷図書館(山田雅義理事長)は、6月14日午後2時から東京・千代田区紀尾井町のホテルニューオータニで平成29年度定時評議員会を開き、28年度事業報告・決算案の件、理事ならびに評議員の一部役員改正の件を審議し、すべて原案どおり承認した。また、報告事項で、29年度事業計画・収支予算、70周年記念事業に伴う基本財産の取り崩しについて報告した。

 

平成29年度定時評議員会

平成29年度定時評議員会のもよう

 

昨今のインターネットの普及やデジタルメディアの広がりなどにより、紙を使わない情報の提供が隆盛となり、これらの機能強化が今後の印刷図書館の課題となっていることから、29年度は、設立70周年を機に、これからの時代に求められる役割と機能の再整理を行い、活動の活性化を図ることを基本方針に、①専門図書館としての整備充実の強化②70周年記念事業の推進--の2つの事業計画を推進する。

 
このうち、70周年記念事業について、印刷図書館は平成29年3月に設立70周年を迎えることから、平成28年度に『70周年記念図録』の編纂に着手し、平成29年3月の発行を目標に企画してきた。この企画では、すでに撮影済みのポスター類のみを掲載する簡易な編集物を想定していたが、ポスター類などの図版のみを掲載するのではなく、図書館の持つ貴重資料の蔵書目録や、図書館の歴史などを併せて収録するとともに、印刷図書館の活動内容も紹介する内容で『印刷図書館コレクション(仮題)』として編纂していくこととした。

 
記念誌は業界内だけでなく、広く一般に配布・頒布して、印刷図書館、さらには印刷産業に対する理解の促進に努める。なお、発行時期については、平成29年9月の「印刷の月」を目指す。

 
また、70周年記念事業として、同誌の発行に加えて、印刷図書館のこれからの役割・機能を再整理するとともに、これからの活動計画や関連する団体などとの提携・協力関係など組織論まで含めて検討するプロジェクトを立ち上げて、29年度中に活動計画を取りまとめていく。

 
『印刷図書館コレクション(仮題)』の発行ならびにそのPR活動費として450万円を見積もっており、同予算を計上するにあたり、同財団の基本財産3830万円から、70周年記念事業活動費として450万円を取り崩すこととした。

 
理事ならびに評議員の一部役員選任に関する件では、田中浩一理事の辞任に伴い、田中祐氏が新理事、榎本雅彦評議員の辞任に伴い、辻重紀氏が新評議員に就任した。

 

 

 

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