2017年07月05日

アイマー・プランニング㈱(本社・京都市伏見区)の知識三富社長は、7月7日10時30分から、出展者企画セミナーとして、「設備延命による経営改善~印刷現場で生かせる技術」をテーマに講演する。同社長は印刷会社の抱える課題に有効な改善策を、現場で生かせる内容に特化して提案。印刷機延命のメンテナンスや事例を解説するとともに、印刷の仕組み、原理・原則に基づく技術を本音で語る。
同テーマによる講演は、今春、大阪府印刷工業組合経営合理化委員会主催による「合理化技術セミナー」で行われ、好評だったもので、今回改めて東北地区の人たちを対象に話をする。
知識社長は今回の講演に際して、「先が見通せない市況の中で、設備投資を控える印刷経営者も少なくないと思う。しかし、難易度の高い印刷であってもスキルレスで行うことにより、利益を追求することができると思う。当社の実績をもとにその打開策を提案したい」と語る。
さらに「作業者のスキルに依存している印刷会社の製造部門の課題は、印刷会社の経営課題でもある。印刷トラブルは化学反応ではなく物理現象。必ず要因があり、解決することができる」と断言する。
講演では、表面化しにくい問題を解決するための方法として、①印刷品質変動や突発的トラブルの発生要因を解明するため、印刷機全体を数値評価で明確にする②オフセット印刷の原理原則に従い、その印刷環境条件を総合評価する③印刷・付帯設備との連動や設定値が印刷条件・品質にマッチしているかを総合評価する--の3点を示し、印刷環境条件の変動要素について解説する。
印刷機診断の目的は「測定しなければ見えてこない、隠れた印刷変動要因を見出すため」である。印刷機内の温湿度測定の良好な状態と悪い状態、給水水舟内温度変化と給水量メカニズム、その他の機構、温度影響による品質変動メカニズムについても説明する。給水過剰によるゴースト発生の原理、そのテスト結果、刷出し品質、濃度・ドットゲイン値評価などのテスト結果についても明らかにする。
さらにロールストリーク発生のメカニズムやローラー配列図と基準ニップ調整値、ロール圧バランスと地汚れとの関係、給水ロールへの親水処理、インキロールへの親油処理などのメンテナンス方法についての印刷原理も紹介する。
そして「インキ供給装置の仕組みは、熟練の印刷技術者を必要とする機構となっている。しかしこれはメーカー主導であり、ユーザーは対策がなく諦めているのが、実情ではないか。ここに効率化・利益確保ができない表面化しない事実がある」と警鐘をならす。
また製版データどおり正確なインキ制御によって、生産品質改善・スキルレス印刷を実現する「J-COLORシステム」を説明する。
J-COLORシステムによる印刷機延命の事例も紹介。数年経過した設備の主要部の不具合はメンテナンスで復帰するが、インキ供給部は非常に難しく費用も掛かる。
主力商品の「IPC(インキ・プリセット・コントロール・システム)」は、印刷機の心臓部であるインキ量の制御システムで、さまざまなメーカーの機種に搭載実績を残している。
同システムの特徴・性能は、①つねにインキ練りしている機構②ロールニップ圧がつねに一定③紙粉・水の影響がない④製版データCIP3どおりの色再現⑤正確なインキ量供給、ゴーストが発生しない⑥スキルレスな運用⑦インキ消費量の削減に貢献--などである。このほか損紙削減と生産性20%アップの実現や、スキルレス、印刷品質の向上を実現したユーザーの声、実例などを紹介する。
知識社長は「IPCはムリ・ムダ・ムラを省き、短納期・小ロットの仕事でも利益を出すことができる。SOPTECのブースではデモ機も出品しているので、ぜひ足を運んでいただきたい」と呼びかけている。

知識三富

知識三富

問い合わせ先はアイマー・プランニング(電話075・603・3878)

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