2017年07月05日

三菱製紙グループのダイヤミック㈱は、トナーもインクも使わない完全プロセスレスで刷版と製版フィルムが出力可能な「TDP-459Ⅱ」、ダイレクトスクリーン製版機「Screen Meister MDS-360」、1クランプPUR無線綴じ製本機「PUR-430」、高品質な画像再現性と最高毎時33版の高生産の両立を実現した四六半裁対応サーマルプレートセッター「MADIATH」、アルミCTPエコノミーモデル「Achieve T400 DIALIBRE」の5機種を紹介する。

 

TDP-459II

TDP-459II

▽「サーマルディジプレートシステム TDP-459Ⅱ」

トナーもインクも使わない完全プロセスレスCTPでありながら、製版フィルム出力も可能とした1台2役の製品。版材以外の廃棄物が一切出ない環境にやさしいシステム。

完全プロセスレスなので現像液の交換、トナーの補充、槽やローラーの清掃は不要。メンテナンスは感熱ヘッド部とローラー部を専用布で軽く拭くだけなので作業効率にもすぐれている。

プレートだけでなくフィルムも出力可能で、フィルムセッターの置き換え用途としても注目をされている。

オプションで長尺出力にも対応しており、スクリーン/フレキソ分野での大判バナー、のぼり旗、段ボールなどの用途にも適している。

 

▽「Screen Meister MDS-360」

スクリーン印刷で用いる紗を、感熱ヘッドで直接描画するシステム。従来の方式とは異なり、露光・現像工程が不要。出力解像度は1204dpiで、最大描画範囲は360×620㍉、最大フレームサイズは580×800㍉と、Tシャツ製作に適したサイズとなっている。専用のスクリーン紗「サーマルスクリーンマスク」は幅広いインキに対応しており、用途に合わせてインキは自由に選択可能。一連の工程は完全ドライで進行し、製版後は専用クリーナーで軽く拭くだけでそのまま刷り台にセットし、印刷を開始できる。

 

▽「PUR-430」

一般的に、PURは空気中や紙に含まれる水分との化学反応により硬化する特性があるため、これまでの糊釜・ロールコーター型のシステムでは、小ロット製本の1回の作業中には使い切れず、残量を廃棄せざるを得ないことが多々あった。

それに対し「PUR-430」は、PURを外気から遮断するシャッターを搭載しており、使用時に必要な分だけ溶融されたPURを外部に吐出する仕組みとなっている。これにより、1度セットしたPURが条件次第で約3週間、継続使用することを可能とした。

 

▽「MADIATH」

最高解像度2540dpiの四六半裁対応のサーマルアルミプレートセッター。シングルタイプとマルチタイプのオートローダー、各社印刷機用インラインパンチ、ビルトインブリッジなどのオプションが選択可能で、プレートの自動供給、露光、現像処理までを完全自動化することができる。

対応感材は、完全無処理のネガタイプサーマルアルミプレート「TGP-ε」とポジタイプ「TGP-S」の2種類。

「TGP-ε」は、処理液を一切使用しない機上現像型で環境負荷が大幅に低減される。

処理液および廃液処理コストも発生せず、また自動現像機を必要としないため液交換や清掃などの作業も不要。

耐刷枚数は一般的なオフセットインキで5~10万枚、FMスクリーニング適性も持ち、一般のオフセットインキや減感インキにも対応する。

「TGP-S」は、耐傷性・耐薬品性にすぐれ、さまざまな領域のオフセット印刷に対応する。

耐刷枚数は10~20万枚で、高精細・FMスクリーニング適性も有している。

 

▽「Achieve T400 DIALIBRE」

菊半裁対応サーマルプレートセッター。シンプル設計で低コスト化と高耐久性を実現するとともに、スクエアなレーザーで品質と生産性も両立。省スペース設計、すぐれたメンテナンス性、経済性も図った省エネCTPとなっている。ワークフローRIPにはDIALIBREⅢ(SDP-RIP)を採用している。

 

 

 

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