コニカミノルタ㈱は、デジタル印刷システムのカラー最上位機種「AccurioPress C6100」と「AccurioPress C6058」(2機種合わせて「AccurioPress C6100シリーズ」)を7月18日に発売する。「AccurioPress C6100シリーズ」は、画質と画像安定性で定評のあった「bizhub PRESS C1100」の後継機種。
同シリーズは、高い生産性と多彩な用紙への対応力がとくに求められる商業印刷市場に向け、出力調整の自動化と用紙対応力の強化を図っており、同社としてはミッド~ヘビープロダクション領域におけるシェアをさらに高め、確固たる地位の確立を努めていく。
新開発の「インテリジェントクオリティーオプティマイザー」を同シリーズは搭載し、濃度管理・色調管理・表裏見当調整の自動化を実現しており、出力調整の自動化で稼働率の向上と、煩雑な出力調整作業をすることなく高品質な印刷が実現でき、印刷稼働率の大幅な向上に貢献する。
さらに「インテリジェントクオリティーオプティマイザー」は、出力調整の自動化だけではなく、印刷中もリアルタイムで色調や表裏見当を監視し、生産性を落とすことなく補正も行うことができる。
また、同シリーズでは、要望の高かった封筒印刷機能を追加したほか、長尺印刷の対応も進めている。加えて厚紙対応性を強化し、従来機種よりも14%アップの坪量400g/平方メートルの厚紙にも対応可能だ。
2017年06月27日
タグ: AccurioPress C6100 > コニカミノルタ
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