2017年06月22日

全日本光沢化工紙協同組合連合会(鶴田和也会長)は、5月25日午後6時から東京・大手町の東京会館で第50回通常総会を開き、全国同業者間の組織の強化、循環型社会への対応と構築など9項目に及ぶ平成29年度事業計画を決めた。9月8日に大分・別府温泉「ホテル白菊」で第43回全国大会を関西光沢化工紙協同組合の主管で開催する。
 

右から杉浦副会長、鶴田会長、植田副会長

右から杉浦副会長、鶴田会長、植田副会長


 
総会は萱槇雅浩理事の司会で進められ、冒頭あいさつに立った鶴田会長は、自身が理事長を務めている東京都光沢化工紙協同組合の名称変更の目的について次のように説明した。

 
「出版、印刷業界の減少傾向を受けて、組合員の減少化が年々深刻化しているが、東京光沢では7月1日から『関東特殊加工協同組合』に名称変更する。このことは光沢化工という枠を取り払い、印刷物の後加工全般を担う組合への第1歩と考えている。特殊印刷や光沢と箔押しという表面加工、抜きスジ加工や紙器加工は印刷物の付加価値を高める装飾技術として印刷業界になくてはならないものである。また年々高まるお客様のニーズ、新技術や機械、素材の進歩に応えていくには、加工業者が幅広く連携し情報を共有していく場が必要になる。発足と同時に約20社の箔押しのメンバーを新しく迎えることとなっており、それぞれ光沢部会、箔押部会として活動しながら、連携、協力関係を構築、発展させていくこととなる。さらに東京都内の事業者にとどまらず、埼玉県、神奈川県など関東首都圏全域の業界ネットワークを拡大していくために、今回東京都から関東へ変更した。もともと、全日本光沢の組織は関西、中部なので、東京都より関東こそがふさわしいと考えている。今後、後加工に携わる企業に広く参加を呼びかけ、デジタル印刷などの技術革新に対応するべく、より密接な連合体制を全国レベルで構築する必要がある。印刷産業に貢献するさらなるサービスの向上をめざしたい」

 
さらに、鶴田会長は2年ぶりの全国大会に触れ「今年は関西光沢が主管となり、9月に全国大会を大分・別府温泉で開催する。今回で第43回の全国大会となる。全国から組合員が集まり、印刷業界の今後の動向や業界や会員企業の目指すものなどの情報交換の場になるような大会を目指したい」と述べ、多くの参加を呼びかけた。

 
このあと、鶴田会長を議長に議案審議に入り、平成28年度事業報告書および決算関係書類承認の件、29年度事業計画、収支予算ならびに経費の賦課および徴収方法決定の件、29年度借入金残高の最高限度額決定の件、役員報酬決定の件(無支給)、傘下組合事業報告の件をすべて原案どおり承認した。

 
29年度は、組織拡大強化を目的として、これまで他業界と積極的に推進してきた連携交流を連合という具体的な形づくりへの実施として活かし、組織強化を事業の柱とする方針。また、従来からの人材育成の教育事業やセミナー開催、組合員の共同購買・購入事業、共同リサイクル事業、環境対策事業、労働安全対策事業は引き続き実施し、事業の基盤強化に努める。

 
さらに、光沢加工技術提供の確かさを広くPRしていくために、ホームページなどを活用し、技術・環境・安全衛生の取り組みを開示する。

 
主な事業計画として、①全国同業者間の組織の強化②循環型社会への対応と構築③技術開発の推進④知的所有権の保持並びに情報収集⑤共同で行う光沢業界をPRするための広報活動⑥経営および技術の改善を図るための実態調査および研究⑦知識の普及を図るための情報の収集と教育、および情報の提供⑧福利厚生に関する事業⑨第43回全国大会開催事業--の9項目に及ぶ事業計画を推進する。

 

 

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