2017年06月20日

日本グラフィックコミュニケーションズ工業組合連合会(GCJ、田村壽孝会長)の「第61回GCJ東京大会」が5月19日、東京グラフィックコミュニケーションズ工業組合(GC東京、同理事長)の主管により、大会スローガン「架け橋」のもと東京・文京区のホテル椿山荘東京で開かれた。全国から約230人が参会した。田村会長はあいさつで「コミュニケーションデザインにフォーカスしていきたい」とGCJの針路を示した。大会のハイライト、大会表彰では特別功労賞の工藤元隆(GC九州)、功労賞の東光彦(GC東北)・青木重雄(GC東京)・大西健彦(GC近畿)の各氏をはじめ、振興賞7氏、精励賞14氏の受賞者を表彰した。大会「ロゴマーク」コンテストの表彰も行った。

 

大会式典・表彰は午後5時から行われ、竹ノ上蔵造大会実行委員長のことばで開会。

 

田村会長が次のとおりあいさつした。
 
「絆をテーマに開いた東北大会から3年ぶりとなる。東京での開催は2007年に横浜で開いた第55回大会以来10年ぶりとなる。今回のスローガンは『架け橋』である。GCJの起源は1953(昭和28)年。64年間を経過している。1990年代にデジタル化の矢面に遭遇した。
 
2001年に画像処理、製版専業の日本写真製版工業組合連合会と文字組版、版下専業の全日本DTP工業会が統合され現在の日本グラフィックコミュニケーションズ工業組合連合会が発足した。常に技術革新と業態変革への対応を求められながら今日を迎えた。ダーウィンが提唱した『生き残り、生き延びるものは変化できるものである』、それを実践してきた方々が現在のGCJの会員であり、本日、参集していただいた皆様であると改めて確信する。
 
GCJの存在意義は製版と組版を技術の根源とすることで、広く情報を伝達することの原点である印刷、そして刷ることの基となる前工程、プリプレスを極めてきたことであると認識している。①多士済々で十人十色の個性豊かな組合員が集う集団の確立②コミュニケーションデザインの一翼を担う団体を目指す③存在感を感じさせる集団として業界内外に向けた情報発信をすることで存在価値を示す。
 
これらを今期も変わらずGCJ運営の基本とするが、いよいよこれからコミュニケーションデザインにフォーカスしていきたいと決意している。団体名のグラフィックコミュニケーションズとコミュニケーションデザイン、どちらもコミュニケーションがキーワードである。私たちが取り組む事業が社会において存在価値を醸成できるように印刷産業のみならず、あらゆる産業から広い認識をしてもらえる存在になれるように行動を起こし、活動し、個性ある集団として生き残っていきたい」

 

田村壽孝会長

田村壽孝会長

 

来賓を代表してあいさつした日本印刷産業連合会会長・山田雅義氏は大会スローガンに触れ「印刷産業の仕事は、人と人、企業と企業、企業と人などを結ぶ架け橋づくりをしていくことである。架け橋ということばには、多様な人との交流や対話を深めながら、相互理解し、共同で新たなモノにチャレンジし、新しい価値を生み出していくという意味も込められているだろう」と述べた。

山田雅義会長

山田雅義会長

 

田村会長による賞状・記念品授与の後、秀浦忠利GCJ副会長は「豊富な知恵とゆるぎない経験を活かして今後とも業界の発展に協力されることを願う」と受賞者に祝辞を贈った。
 
受賞者を代表して特別功労賞を受賞した工藤氏が「今大会は、架け橋をスローガンとし、次の世代につなげる活力ある組織づくり、将来に向けた組織ビジョンを示された。半世紀にわたる組合の歴史は構造変革とともに多くの仲間を失った。折々の環境を乗り越え、情報産業の一翼を担う組合組織の一員としてこのような受賞の機会を賜ったことに受賞者を代表してお礼申し上げる」と謝辞を述べた。

 

講演、分科会も開催

 

大会式典・表彰に先立ち午後1時40分から4時45分までフォーラムが基調講演と分科会の2部構成で開かれた。

 

基調講演では、マグロ船式人材コンサルタントで㈱ネクストスタンダード社長の齋藤正明氏が「心の架け橋!マグロ船に学ぶ、社員がイキイキと働く仕事術~『危険』で『キツイ』仕事からあみだされた知恵」をテーマに話した。
 
3時10分からの分科会では、①アンガーマネジメントアドバイザー・沖みちる氏「アンガ-マネジメント~後悔しない『怒り』のコントロール術」②㈱ベルヴィ社長・山本光子氏「コミュニケーション術~あなたの印象は一瞬で決まる!信頼される経営者の『見た目』と『コミュニケーション力』」③TeamAOYAMA代表・青山剛氏「体と心の健康~中高年向け体幹トレーニング!」の3講演が行われた。
 
式典・表彰終了後、大会懇親会が開かれ、チアリーディング「ライムスガーデン」によるアトラクションを楽しみながら、歓談した。

 

 

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