2017年06月20日

日本印刷産業連合会(山田雅義会長)は6月14日、東京・千代田区紀尾井町のホテルニューオータニで第32回定時総会を開き、平成28年度事業報告ならびに決算報告案の件、平成29年度事業計画ならびに収支予算案の件、役員の選任に関する件を審議し、すべて原案どおり承認した。日印産連は2015年からグランドデザインに取り組み、平成28年度はその深耕に努めてきたが、29年度もこの取り組みを継続していく。また、来年7月のIGAS2018会期中にFAPGA(Forum of Asia Pacific Graphic Arts)を東京で開催する準備を進める。

 

山田会長は、総会後に開かれた懇親会のあいさつで「この1年、グランドデザインの具体的実績作りを目指して、新たな試みとして、社会責任報告書の発行、ホームページの再構築、またそこで展開するコンテンツの充実、GP環境大賞やGPマーク普及大賞の創設などに取り組み、一部の方々から日印産連の活動がかなり活性化されてきたという言葉をいただいた。いま私たちを取り巻く環境は、国内はもとより、国際的な政治・経済の激変も加わって、大きな変化に直面している。経営の舵取りがますます難しい時期を迎えているが、社会の変化に柔軟に的確に対応して新たな価値を提供していくことで印刷産業が社会の発展に貢献していくことはまだまだ可能であると考えている。今後とも日印産連は、グランドデザインの実現に向けて、これまで以上に会員10団体をはじめ、関連団体とも密接な連携を図り、活力ある連合体として一層の発展を目指していく」と抱負を述べた。

山田雅義会長

山田雅義会長

 

29年度は、①時代の変化を早期に的確に捉え、社会の発展を支えるための「新しい価値の提供」②印刷産業の各社が「公正で的確な事業活動を推進」できるための施策展開③「持続可能な地球環境への取り組み」の推進④一般社会に向けた「印刷産業の理解促進」を図り、産業としての信頼度向上に向けた活動の推進--の4つの柱を中核として、従来からの委員会・部会などでさらに成果を出していくことを基本方針に掲げている。
また、2018年度施策の準備活動として、来年7月26日から30日までの5日間、東京ビッグサイトで開催されるIGAS2018に併せて、FAPGA2018を東京で開催する準備を進める。
このほか、日印産連プライバシーマーク審査センター10周年事業として「10周年記念シンポジウム」(仮称)を企画・開催し、基調講演、懇親会などを行う。
役員の選任に関する件では、三浦剛治氏(三浦印刷㈱取締役会長)と田中浩一氏(㈱田中シール印刷代表取締役社長)の退任に伴い、大橋幸成氏(三浦印刷㈱取締役)と田中祐氏(山王テクノアーツ㈱代表取締役社長、全日本シール)が理事に就任。その後の第2回理事会で、松原靖広氏(㈱電通テック代表取締役社長)と田中祐氏が常任理事に就任した。

 

 

 

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