2017年06月14日

 

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導入のW&H社製水性フレキソシステム「MIRAFLES CM」

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あいさつする佐藤社長

山形県酒田市に本社を置く㈱小松写真印刷(佐藤茂枝社長)は、5月26日午後2時半から同社本社のフレキソ印刷専用工場である「 KOMATSU FLEXO FACTORY 」で、富士フイルムグローバルグラフィックシステムズ㈱が販売するW&H社製水性フレキソシステム「MIRAFLEX CM」の竣工式と起動式が執り行われた。竣工式・起動式には、関係者ら80人が参加した。
同社が水性フレキソシステム「MIRAFLEX CM」を導入したのは、紙メディアだけを取り扱い続けることへの将来的な危惧を持ち、今後の社業、従業員のことも考え自社の業態変革を実行していくためのもの。
竣工式では、佐藤社長らの玉串奉てんが行われ、佐藤社長から大要つぎのとおりあいさつが行われた。
「お陰様でかねてより進めてきた新工場の建設並びにフレキソ印刷機の設置を無事に終え、本日とどこおりなく竣工式を取り行うことができた。今回のプロジェクトは去る2002年の東町工場から京田への新社屋建設以来の大きな取り組みであり、私どもに取っては未知の分野である水性フレキソ印刷へのチャレンジという大変プレッシャーの掛かるものであった。ご承知のように今印刷業界は激しく進捗するコミュ二ケーション媒体のIT化の大波を受けて穏やかならない状況に至っているが、その窮地を打開する業態変革の大きな武器として今回の水性フレキソ印刷の導入に伴うパッケージ事業への参入を決心した次第だ。
文化と文明の両輪を回すことを社是として参った当社創業以来115年の長い歴史の中で、地域の出版事業や文化講演会の開催などの社会貢献が文化とすると、オフセット輪転機やデジタル印刷機の導入はまさに文明の先取りとして今日まで実績を積み上げてきた。そしてその文明の最たるものとしての今回の新技術への挑戦はコマツの次の時代への戦略の橋頭保として確実なものにしなければならない。この度の事業着手にあたっては社内でも様々に議論された訳だが、やはりネクストへの希望をつなぐ何かを築くことが現役世代の責任ではないかという結論にたどりつき今回の取り組みに至った。
水性フレキソ印刷に関するは、いわゆる紙以外への印刷、つまり様々なパッケージ商品に使われるフィルムへの印刷をメインに、布や凹凸のある素材にも印刷ができる技術で、水性インキを使用することにより有害なVOCを排することがなく、またCO2も少ないクリーンな印刷で、社会の環境ニーズにお応え出来るものとして注目されているものである。
結びになるが、今回の設備導入にあたり有効なご提案と心強いサポートをいただきましたFFGS様、そして先進企業として研修を受け入れ親身にご指導いただIた金羊社様に心から感謝申し上げるとともに重ねて御礼申し上げる」
佐藤社長は、あいさつに続き、「MIRAFLEX CM」の正面に設置された起動ボタンを押し、同機の起動が終了した。
同社が導入したW&H社製水性フレキソシステム「MIRAFLEX CM」は、人間工学に基づいたデザインと良好な操作性を持ち、最大印刷スピードは、500~600メートル/毎分。インキ使用量を低減し、脈動を排除したインキ供給システムなどを備えている。

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