2017年06月07日

東京グラフィックサービス工業会(東京グラフィックス、菅野潔会長)は5月16日午後6時から東京・一ツ橋の日本教育会館「喜山倶楽部」で平成29年度定時総会を開き、28年度事業報告・決算報告、29年度事業計画・予算など6議案を審議し、いずれも原案どおり承認した。

 
新年度基本方針では、具体的な行動目標として、顧客をはじめ他業種とも協調しながら個々の会員企業では成しえない印刷サービスの創造を模索すること、「危機突破プロジェクト」で事業の見直し(点検)を行い、何を重点施策に展開するかを決定することなどを打ち出した。

 
開催にあたり菅野会長は「『いいね!東グラ。熱い絆』というキャッチフレーズ、『互いに声掛け、共に学び、皆で楽しむ』というスローガンの下、活発に活動してきた。ただ、残念なことに会員数が300社近い状況が続いている。2月に『危機突破・組織拡大プロジェクト』が立ち上がり、いま、会員増強、退会防止を具体的に検討している。皆さんに協力していただいて魅力ある東京グラフィックスを築いていきたい」と述べた。

 
来賓あいさつで中村耀日本グラフィックサービス工業会(ジャグラ)会長は「ジャグラの中核団体として成果を上げていただいている。おかげさまで組織拡大については、日印産連10団体の中で唯一、プラスになっている。ジャグラでは『マスターズクラブ』を発足させる。元気な諸先輩が世代交代により会の活動に参加する機会が少なくなっている。改めて活躍してもらおうと思っている」と述べるとともに、第59回ジャグラ文化典岩手大会への参加を呼びかけた。

 

 

 

菅野潔会長

菅野潔会長

 
新年度の委員会体制は、個人情報保護委員会(ジャグラと連携)、CSR事業:BCP委員会(同)・マーケティング委員会、教育・技術事業:教育委員会・技術委員会、総務委員会(ビジネスアイデアコンテスト部会、危機突破・組織拡大プロジェクト)。

 

事業は5項目を柱として推進する。

 

主な内容は次のとおり。
①都民へのグラフィックサービス技術の提供および啓発行為(所管:総務委員会、他)
▽都民向け各種印刷・自費出版などに関する相談・問い合せ受付業務▽都民向け広報・PR活動
②個人情報保護の推進および都民からの苦情・相談事業(公益認定事業)
認定個人情報保護団体の活動(所管:個人情報保護委員会)=▽認定個人情報保護団体としての活動▽プライバシーマーク審査業務
個人情報保護法(改正5月)、個人情報保護委員会による4ガイドラインの周知、番号法(マイナンバー制度)の周知を行う。認定個人情報保護団体としての「指針」を改定し、公表する。
③グラフィックサービス業に関する雇用の安定および人材の育成事業
雇用の安定(所管:CSR事業)=▽ワーク・ライフ・バランス推進▽都民のグラフィックサービス業への就業支援および会員企業の新規採用支援
人材の育成(所管:教育・技術事業)=各種セミナーの企画・運営▽都立中央・城北職業能力開発センターの向上訓練への参画▽「印刷読本PARTⅡ」の活用▽キャリア形成促進助成事業「OJT付き訓練」への協力
④グラフィックサービス業に関する公害防止、資源リサイクルなどの調査研究事業
公害防止、資源リサイクルなどの調査研究(所管:CSR事業)=▽「グリーンプリンティング」の啓発・推進
⑤その他、この法人の目的を達成するために必要な関連事業
「ビジネスアイデアコンテスト2017」の実施(所管:総務委員会)。
情報・文化の向上に資する事業(所管:CSR事業、他)=▽「出版」事業の研究▽「障害者差別解消法」に対応する印刷物および関連サービスの研究▽「2020年」に向けたグラフィックサービスとしての社会貢献の研究
BCP関連(所管:CSR事業)=▽業界としての事業継続計画・マネジメントの策定▽BCP策定の支援・普及・啓発
マーケティング(所管:CSR事業、他)=▽グラフィックサービスの販路・市場の研究(BICのアイデア具現化支援、「市場開拓自主研究会」の活動支援)
組織の維持・運営と強化(所管=CSR事業、総務委員会、危機突破・組織拡大プロジェクト)=▽会員向け広報活動▽加入促進・退会防止▽青年部「FACE」・女性の会「レインボウ」・自主研究会「社長講座」の活動支援

 

 

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