2017年06月07日

兵庫県印工組(水落充理事長)は、5月23日午後3時半から神戸市中央区の神戸メリケンパークオリエンタルホテルで平成28年度通常総会を開き、平成28年度一般事業・厚生事業・研修事業・広報事業・決算・監査の各報告、平成29年度事業計画案・予算案などを審議し、いずれも原案どおり承認した。

 
総会では、水落理事長が「印刷産業においては、需要構造の変化、過当競争と厳しい経営環境が続いているのが現状である。このような状況のなかで組合は〝未来・創造〟をキーワードに経営革新・未来創造委員会、教育研修委員会、環境・労務委員会、組織共済委員会などを通じて積極的にさまざまな事業に取り組んできた」とあいさつ。

 

続いて議長団に大倉俊昭(但馬支部)、伊賀義高(姫路支部)の両氏を選出し、議案審議を行い、第1号議案から第7号議案までの議案を原案どおり承認した。

 
平成29年度基本方針ならびに主な委員会事業については、水落理事長が次のとおり説明した。「印刷業界は、産業構造の変化や過当競争に生き残るため、数年来にわたって業態変革に取り組んできた。この業態変革は、エンドレスである。このため、経済の変動に翻弄されない強い企業体質を目指して、本年度も、経営革新・未来創造委員会や教育研修委員会の事業を積極的に展開する。さらには、環境労務委員会では、職場環境の改善に関係機関と協力して取り組み、働く人たちの安心と安全の確保に努めていきたい。

 
とくに昨年度発足した兵庫青年印刷人『青楠会』は、次代を担う組合員が集い活動する場として、その拡充に努めるものである。

 
ところで、昭和33年(1958年)4月に設立された兵庫県印刷工業組合は、来年で節目の60年となる。このため、本年度は設立60周年記念大会開催の準備に取り掛かる。開催時期は、記念大会準備委員会(仮称)で検討されるが、組合員の絆を強める記念大会とすべく、皆さんの協力をお願いしたい」

 

 

水落充理事長

水落充理事長


 

 
◆経営革新・未来創造事業の推進
全印工連「ソリューション・プロバイダーへのステップアップガイド」ならびに「共創ネットワーク通信メールマガジン」ツールの啓蒙をもとに、組合員企業の経営イノベーションの支援を図るとともに、研修会なども適時開催し、経営革新に寄与する。
また、「未来・創造」をキーワードに掲げ、組合員企業が印刷業界の未来を切り開き、市場を創造する業態変革を実現するための支援ならびに人脈づくり・情報交流の場づくりを未来創造研究会の活動を基軸に行っていく。

 
◆教育事業の展開
いかなる不況下にあっても人材育成は組合事業の根幹であり、教育研修委員会が中心となり、全印工連主導教育事業、日本印刷技術協会、兵庫県立神戸高等技術専門学院等と連携した事業と、当組合独自の視点での教育事業内容などの技能・技術に関する、人材育成、啓蒙、研修を実施する。

 
◆技能検定試験(実技)の実施
技能検定試験(印刷関係)は、兵庫県職業能力開発協会から委託を受けて技能検定委員会が所掌し、作業職種委託による技能検定委員の執行により実施する。

 
◆環境・労務対策の推進と組合員・従業員のための福利厚生諸事業の実施
環境労務委員会が中心となって、環境・労務・福利厚生諸事業の展開をはかる。

 
◆兵印工組教育振興会の運営
㈱モリサワの寄付による「兵庫県印刷工業組合モリサワ教育基金」および故福田三八一氏ご遺族の寄付による「福田三八一兵印工組教育振興会」については、その設立趣旨にそった運営ならびに有効活用をはかる。

 
◆官公需取引適正化活動の推進
官公需委員会では、入札方法や価格、著作権の扱いなどに関する官公庁との取引について、組合員の現状と課題を把握し、問題点があれば取引の適正化に努める。

 
◆組合設立60周年記念大会への取り組み
組合は、明治32年(1899年)兵庫県商標印刷同業組合の設立後120周年、昭和33年(1958年)兵庫県印刷工業組合への改組後60周年を迎えるにあたり、平成31年度(2019年度)を目処に記念事業の準備を進める。

 

 

永年勤続者19人を表彰

 
懇親会に先立ち永年勤続従業員表彰式(30年以上7人、10年以上12人)を行った。
懇親会では来賓の井戸敏三兵庫県知事、久元喜造神戸市長(代読)からあいさつがあり、中西隆太郎近畿地区印刷協議会会長の乾杯の音頭で祝宴に移った。

 

 

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