2017年06月07日

福島県印刷工業組合(佐久間信幸理事長)は5月19日午後2時から福島市の飯坂ホテル聚楽で平成29年度第60回通常総会を開き、平成28年度事業・決算報告、同29年度事業計画・収支予算案などの議案をいずれも原案どおり承認した。今年度は創立60周年にあたることから、総会後に行われた記念式典の中で、佐久間理事長が記念事業「ふくしまの伝統色事業~ふくしまの伝統色彩調査と色彩文化の保存・発信~」に取り組むことを発表した。

 

佐久間信幸理事長

佐久間信幸理事長


 

総会は、日下直哉専務理事の司会で進められ、阿部裕治副理事長を議長に選出して議案審議を行い、上程議案をすべて原案どおり承認した。

 

29年度事業計画の基本方針では、組合創立60周年の大きな節目の年として、諸先輩の偉業に感謝するとともに、印刷産業の発展に対する熱い思いを確認し合い、力強く前に進む年にしていくことを掲げている。さらに、昨年以上に厳しい状況が予想されることから、組合の団結力を強めるとともに、教育・研修事業などの活動をとおして総体的なビジネス力を高め、さまざまなリスクを共に乗り切っていくとしている。

 

60周年記念事業については、記念誌制作のほか、印刷業界ならではの地域貢献などいくつかの事業を検討している。昨年10月に全国から710人を集めて開催した全日本印刷文化典ふくしま大会は、東日本大震災の時の支援に対して感謝する大会と位置付けていたが、60周年事業「ふくしまの伝統色事業~ふくしまの伝統色彩調査と色彩文化の保存・発信~」は、地域へ印刷業ならではの新たな提言や価値を発信し、地域社会をより豊かに輝かせることを目的の一つにしている。

 
各種委員会の実施事業については、経営革新・マーケティング委員会では全印工連主催、組合支援のセミナーを実施する。

教育・研修委員会では技能検定「製版職種DTP作業」を実施するほか、MUD事業を推進する。

環境・労務委員会では環境マネジメントシステム認証・認定、VOC警報器の販売促進、環境・労務関連情報の収集・提供、平成28年度地域別最低賃金改定の周知に努める。

官公需対策委員会では、各種団体要望聴取会に参加して要望書を提出するほか、著作権問題に関する情報提供を行う。
ソーシャルビジネス推進委員会では、全印工連CSR認定制度の周知に努める。
組合共同受注管理委員会では東京電力からの共同受注事業に取り組む。Made in Fukushimaロゴマーク事業では、全国に向けてロゴマークの周知を図る。

 
これらの事業を推進するための収支予算は1291万円。

 

 
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