2017年05月29日

印刷インキ工業会は5月25日、東京・台東の上野精養軒で第70回通常総会を開催した。

インキ業界を取り巻く環境は引き続き厳しいものと予測されることから、需要動向や資材動向などの情報収集に努めるとともに、需要喚起に資する活動に積極的に取り組んでいくとする新年度事業計画を決めた。

また、任期満了に伴う役員改選を行い、新会長に川村喜久氏(DIC㈱・取締役、DICグラフィックス㈱・会長)を選任した。

 

具体的な今年度の活動計画としては、▽平成30年度に創立70周年を迎えることからその準備の実施、▽印刷インキに関する自主規制(NL規制)の拡充および普及啓発、▽第21回化学物質取扱量調査の実施、▽インキグリーンマーク制度の普及・拡大および運用--などを中心に展開し、あわせてEUのREACH規制や化学品の分類および表示に関する世界調和システム(GHS)への対応策の検討などを事業の柱にして、各常設委員会および部会の活動を実施していく。

 

川村会長

川村会長

総会の冒頭、あいさつに立った川村新会長は、「印刷インキ業界を取り巻く環境は大きな変化に見舞われており、とくに情報伝達系の印刷需要が減少している。しかしながら、印刷インキが持つ社会的な意義や重要性は変わることはなく、生活を支える上で必要不可欠な製品だと確信している。そのような中、来年に当会は70周年を迎える。微力ではあるが、当会の発展のために心血を注いでいきたい」と抱負を語った。

また、先進技術を駆使した生産性向上・効率的な販売体制の構築、新領域・新事業への進出、環境負荷低減とインキの安全性をさらに高めることで社会的責務を果たしていくことを、業界の永続的成長のための鍵になると挙げ、その会員各社にそのサポートをしていく方針を表した。

 

なお、同会の新役員陣は次のとおり。
▽会長=川村喜久

▽副会長=大橋淳男(東京インキ㈱・社長)、横瀬幸弘(東新油脂㈱・社長)

▽理事=森田耕太郎(サカタインクス㈱・社長)、高橋弘二(大日精化工業㈱・社長)、谷上浩司(DICグラフィックス㈱・社長)、野坂良樹(㈱DNPファインケミカル・社長)、増田至克(㈱T&K TOKA・社長)、澤登太平(帝国インキ製造㈱・会長)、佐久間国雄(東洋インキSCホールディングス㈱・会長)、小室進(日本新聞インキ㈱・社長)、新井唯夫(女神インキ工業㈱・社長)

▽専務理事=小松原正志(専従)

▽監事=出川秀敏(成東インキ製造㈱・社長)、中村弘樹(富士インキ製造㈱・社長)

 

 

 

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