㈱ホリゾン東テクノ(本社・東京都江戸川区、佐野作兵衛社長)は5月20日まで、東京・千代田の科学技術館1階展示ホールで、「第25回ホリゾン製本システムショー」を開催した。
今回のショーでは、小ロット生産やバリアブル生産に対応した、デジタル印刷向け後処理機を中心に展示している。
ここでは、とくに注目を集めていたシステムを写真で紹介していく。

「Smart Stitching System」 POD機から出力されたものを中綴じ製本する。実演では、表紙にスリッターで表紙のミシン目を入れ、本身と合わせて製本した

「Smart Binding System」 ジェットプレスでバリアブル印刷されたものを折り、集積、無線綴じ、三方断裁まで行う。本の厚みが異なっても自動検知・自動調整をして製本する

シートカットと同時に、筋入れ、ミシン加工までワンパスで処理できるシートカット&クリーサ「SmartSlitter SMSL-100」

ペラ丁合、筋入れ、折り、鞍掛け中綴じ、三方断裁機をシステム化し、A4E(横綴じ)にも対応する「Stitch Liner MarkⅢ」

4クランプタイプの自動無線綴機「BQ-480」。1冊ずつ厚みの異なるバリアブル製本を自動調整しながら最高毎時800冊で処理することができる。

軽い力で型抜きができるロータリー式を採用したロータリーダイカットシステム「RD-4055」。B3ワイド(幅400×長さ550㍉)に対応する。