2017年05月10日

廣済堂は、平成28年4月から京都世界文化遺産 総本山醍醐寺、京都成安学園 成安造形大学らと連携し、総本山醍醐寺所蔵の国宝「絹本著色五大尊像」の復元摸写事業、「産学寺連携プロジェクト」を展開。29年3月に五幅ある五大尊像の中心仏である絹本著色不動明王像の復元摸写が完成した。このプロジェクトは、総本山醍醐寺が「生かされてこそ文化財」の理念のもと、成安造形大学の復元技術修得授業(正規単位)に、国宝「絹本著色五大尊像」をデータ提供したもの。

 

成安造形大学では、復元摸写研究の権威、吉村俊昭教授の指導のもと、総本山醍醐寺の執行総務部長仲田順英師の講話から始まり、1年間に亘って、学生の復元技術の修得と、復元摸写作品の制作が行われた。

 

廣済堂は、フェルメール作品をはじめ、過去に描かれた名画を復元し印刷する「リ・クリエイト」という技術を有しており、総本山醍醐寺と成安造形大学の連携を企画段階から全面的にバックアップした。なお、プロジェクトは、今回完成した不動明王像を皮切りに、残る降三世明王、軍茶利明王、大威徳明王、金剛夜叉明王の復元と、計5幅、5年をかけて進められる。さらに、復元摸写作品は、廣済堂の印刷技術により掛軸などへ商品展開が行われ、その利益の一部は醍醐寺が所蔵する15万点に及ぶ文化財保護のために寄付されることとなる。

 
 

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