2017年05月01日

凸版印刷は、通常コンテンツと臨時コンテンツを、リモコンの操作1つで出し分けできるハイブリッドデジタルサイネージを開発した。店頭での販売促進や、交通機関、公共施設における情報配信向けのデジタルサイネージとして、2017年4月から販売を開始した。

 

同製品は、2つの情報表示機能を搭載することで、情報の出し分けが手軽にできるハイブリッドデジタルサイネージ。具体的には、予めスケジューリングされた通常コンテンツの自動表示機能と、専用アプリを用いてスマートフォン上で作成された臨時コンテンツをリモコン切替で表示する2つの機能を搭載している。この機能の実装により、普段は通常コンテンツを自動表示し、急な天候の変化など現場判断による情報の変更が必要な際には手動で簡単に表示更新が可能となった。例えば、大型商業施設などでは、通常時は広告やフロアガイド、イベント情報を表示。タイムセールや雨の日サービスなどの際には、現場判断による迅速な情報の更新が可能なため、最適なタイミングで最適なコンテンツが表示できる。

 
同システムは第1弾として、トッパン・フォームズの協力のもと、新潟港、両津港、直江津港、小木港の佐渡汽船の乗船ターミナルで、多言語表示にも対応した乗船案内やイベント情報を表示するインフォメーションサイネージとして2017年3月25日(土)から採用されている。

 
通常コンテンツとして観光告知やイベント案内などを表示。乗船時間15分前になると自動的に出航アナウンス画面も多言語表示される。急な天候の変化などによる出航変更が生じた際には、リモコンの操作1つで欠航案内などの臨時コンテンツが表示できる。

 

佐渡汽船乗船ターミナルでの採用イメージ

佐渡汽船乗船ターミナルでの採用イメージ


 
ハイブリッドデジタルサイネージ仕組みイメージ

ハイブリッドデジタルサイネージ仕組みイメージ


 
デジタルサイネージは、大型商業施設や流通・アパレル業界などでの活用が一般的だが、公共施設や交通機関での運行ダイヤ表示や、店頭での販売促進などの用途でも活用が進んでいる。
 
デジタルサイネージには、ネットワーク回線を利用してコンテンツを配信するネットワーク型と、USBメモリなどの媒体を介してコンテンツを配信するスタンドアロン型がある。ネットワーク型は、遠隔地から一括管理が可能だが、複雑なオペレーションが必要なため、急な情報変更などの対応が困難だった。スタンドアロン版は、更新のために現地機器で直接作業する必要があるため、更新・運用に手間がかかることが課題となっていた。

 
このほど凸版印刷は、2つの情報表示機能を搭載することで、通常コンテンツと臨時コンテンツの出し分けが手軽にできるハイブリッドデジタルサイネージを開発。遠隔地で通常コンテンツを一括管理でき、かつ急な情報変更が必要な際にも簡単な操作で対応できる。

 

特徴は次のとおり。
 
・情報を出し分けて効果的な情報配信
予めスケジューリングされた通常コンテンツの自動表示機能と、専用アプリを用いてスマートフォン上で作成された臨時コンテンツをリモコン切替で表示する2つの機能を搭載。この機能を活用することで、普段は通常コンテンツを表示し、現場判断による急な情報の変更が必要な際には手動で簡単に表示更新が可能となった。最適なタイミングで最適なコンテンツを配信できるため、効果的な情報配信が可能。
・インターネット回線が不要なため、導入コスト低減
Wi-Fi Directを搭載しており、無線LANルーターやアクセスポイントが不要なため、導入時のコストが削減できる。また、必要に応じてネットワークに接続し、プライベートクラウドを利用することで、一括でコンテンツを管理することも可能。

 
価格は、46インチ型ハイブリッドサイネージの場合で90万円から。
カスタマイズ費用、コンテンツ制作費、運搬費、設置作業費などは別途相談となる。

 
同社は、大型商業施設や交通機関、公共施設などにおける情報配信向けのデジタルサイネージとして拡販、2019年に約1億円の売上を目指す。

 

 

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