2017年04月29日

 「日々新たなり」を信条とするユニ・チャーム創業者が次世代を担うビジネス人に向けて書いた。凡人でも「非凡」に至れる成功法則がつまっている。「まことに日に新たに、日々に新たに、また日に新たなり」(『大学』)は、今日の行いは昨日よりも新しくよく、明日の行いはその今日より新しくよくなるよう心がけよ、そういう教えだという。

 
 ▼著者の説く成長と充実のためのポイントは次の4点。①ものを観察するときに新しい視点を持つこと②プランを考えるときにテーマを明確にすること③行動を起こす際には目的をはっきりさせたうえで行動すること④つねに気づきを大切にする感性を磨くために内なる欲求と外なる刺激をアグレッシブに受け入れること。これらを生きるヒントとして、成功への75の習慣を要点と500字ほどのコメントで提示する。

 
 ▼①日々新たな志・目標を立てる②そのことに全力で取り組む③寝るときには今日一日の行動を振り返り達成感を味わう。この3点に徹することが人生を充実させるという。物事の結果を他人のせいにせず、自分を原因と考える「原因自分論」が人生を豊かにする、など苦い言葉も多いが、活力は湧いてくる。

 
 (PHP研究所、B6・205ページ、品切れ)

 
 

[新装版]賢い人ほど失敗する

 
 
関連図書:『大学・中庸』(岩波文庫)
 
 
 
 


 
 

タグ:

PAGE TOP