2017年04月25日

「RMGT9 940ST-5+LED-UV」での実演のようす

「RMGT9 940ST-5+LED-UV」での実演のようす

リョービMHIグラフィックテクノロジー㈱の販売代理店である菱栄機械㈱(本社・千葉県柏市、高木雄二社長)が組織するユーザー会「菱栄ダイヤ会」は4月21日、工場見学会を開催した。

今回の見学会では、昨年12月に新社屋へ移転したのと同時にリョービMHIグラフィックテクノロジー製のLED-UV印刷機3台を導入した熊谷印刷㈱(本社・東京都江東区潮見2の3の4、石塚英生社長)の工場を見学した。

 

熊谷印刷では、東京・築地にあった本社工場から新工場への移転にともない、顧客からの短納期要望やこれまでは外注していたパッケージ分野の仕事の内製化を目的に、これまでの油性印刷からLED-UV印刷へ全面的に移行。

これまでの菊全判4色機、四六半裁4色機台、菊半裁5色機の計4台(すべて三菱重工製の油性印刷機)という構成から、▽菊全判薄厚兼用6色機「RMGT10 1050LX-6+LED-UV」、▽A全判5色機「RMGT9 940ST-5+LED-UV」、▽A全判4色機「RMGT9 940ST-4+LED-UV」--という構成へ一気に舵を切った。

 

石塚社長(左)と榊原取締役

石塚社長(左)と榊原取締役

全面的にLED-UV印刷化した狙いと効果について熊谷印刷の石塚社長は「片面を印刷してすぐに裏面の印刷ができるので、片面印刷機分のコストと設置スペースで、両面印刷機とほぼ同等の生産性が得られる。また、印刷後すぐに後加工部門へと回せるので乾燥待ちのストックがなく、スペースを有効利用できるほか、厚紙印刷で300%を超えるような絵柄のものでも板取りをしないで済むのでオペレーターの負担も減らせる」と説明した。

これら3台はすべて基本的にワンマンオペレーションで運用しており、それを実現するためオペレーターの負荷をなるべく軽減すべく、インラインでのインキ濃度追従、自動見当調整、欠陥検査のほか、オペレーションスタンドで給排紙部のライブ映像をモニターで確認できるプレスインフォメーションディスプレイといった機能を搭載している。

熊谷印刷の榊原功取締役生産部長は「これまでの4台分と比べて、今は3台であるにも関わらず生産性が3割以上伸びている。当社は小ロット物(平均ロットは約3000)に主眼を置いているので、ジョブ替えや刷り出し時の色合わせの早さが重要となる」とその効果を表した。

 

 

工場見学での実演では、A全判5色機「RMGT9 940ST-5+LED-UV」を使い、0.08㍉厚のユポ紙にポスターを印刷。

また、菊全判薄厚兼用6色機「RMGT10 1050LX-6+LED-UV」では、アルミ蒸着紙にCMYK+白を印刷して、高いアイキャッチ効果が得られるパッケージを製作し、高付加価値印刷の手法を示した。

 

 

技術・製品-関連の記事

PAGE TOP