2017年04月18日

テープカットキヤノングループは4月18日、東京・大田のキヤノン㈱本社敷地内に商業印刷機の体験施設「Customer Experience Center Tokyo(=以下、CEC TOKYO)」を開設した。

この「CEC Tokyo」は、単なる大型商業印刷機の展示施設ではなく、Experience(=体験)をコンセプトに、データや用紙を持ちこんで日々の仕事と同様の条件による検証・体験をすることで導入の検討をすることができる。

同日午前には、関係各社を招いて「CEC Tokyo」のオープニングセレモニーを行った。

 

 

御手洗会長

御手洗会長

セレモニーの冒頭、あいさつに立ったキヤノンの御手洗冨士夫会長は「キヤノングループでは、商業印刷事業を会社の将来を支える大黒柱の1つとして育てようと思っており、その戦略に基づいて平成25年にオセ社をグループに迎え、強化・発展を図った。今回のCEC Tokyoの開設もその強化の一環として行ったものだ。CECはオセ社が、オランダ、ドイツ、アメリカですでに開設しており、私は2年前にオランダのCECを訪れた時、ユーザーと一緒にプリンターシステムを作り上げる姿勢に感銘を受け、日本にもこのような場が必要だと痛感し、開設することを決めた。幸いにしてこの地は、我々のデジタル印刷機の研究開発の本拠地でもあるので、ユーザーと一緒にニーズに合った機械を作り上げていくことを期待している。そして、画質、スピード、耐久性に磨きをかけて盤石な製品ラインナップを作るとともに、印刷業務の効率化に貢献するソフトの提供をしていき、市場のあらゆるニーズに応えていけるように努めていく。さらに将来的にはパッケージ印刷分野にも進出し、印刷の世界をさらにひろげていきたいと思っている」と述べた。

 

「CEC Tokyo」は、実機を使ったデモ・検証を通してユーザーのデジタル印刷システム導入をサポートするほか、プリプレス・ポストプレス機器も設置してデジタル印刷ワークフロー全体の効率化策の提案、オペレーターのトレーニング、ビジネスモデルやアプリケーションの個別開発といった機能も有する。

1354平方㍍の展示スペースには、同日新発表した枚葉式フルカラーインクジェット印刷機「VarioPrint i300」のほか、輪転式両面フルカラーインクジェット印刷機「ImageStream2400」、輪転式両面6色インクジェット印刷機「ColorStream6000Chroma」、電子写真方式のフルカラープロダクションプリンター「imagePRESS C10000VP」、データプリント用の各種デジタル印刷機などが常設されるほか、ワークフロー製品や印刷品質検査装置などの周辺機器、そして小ロット印刷やバリアブル印刷にも対応するデジタル印刷機の後加工システムなども設置される。

 

 

 

 

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