2017年04月13日

ミューラー・マルティニ ジャパン㈱(本社・東京都板橋区、宮﨑靖好社長)は4月12日、ミューラー・マルティニグループの会長を務めるルドルフ・ミューラー氏が来日したことを機に、同社会議室で記者懇談会を開催した。

今回の懇談会では、drupa2016やフンケラー・イノベーションデイズで発表した同社の新技術について振り返るとともに、日本市場における今後の展開についても紹介した。

 

ミューラー会長

ミューラー会長

会の冒頭、あいさつに立ったミューラー会長は、「我々がdrupa2016で発表したすべてのソリューションは、自動化・接続性・可変・タッチレスという4つの重要な要素からなる“フィニッシング4.0”のコンセプトに基づいて開発・製造された。進化するデジタル印刷技術の優位さを最大化させるには、後加工ソリューションもそれに応じた考え方へと変化させなければないからだ。それに沿った11の製品やソリューションを展示・実演したところ、会期中の見積提案や正式契約は相当数にのぼり、大成功を収められた」と述べた。

 

同社では、drupa2016で示された市場の潮流、印刷物の極小ロット化傾向、高速・広幅のインクジェット印刷機の世界的な普及といった点を踏まえ、drupa2016以降もフンケラー・イノベーションデイズなどをはじめとした機会で、デジタル印刷ソリューションに即した新しい技術を発表しており、その一部について説明した。

 

 

▽「バレオ/インフィニトリム」=「バレオ」は同社独自の3クランプ設計で毎時1000冊の無線綴じ機、「インフィニトリム」は全自動でサイズ可変に対応する毎時2000断裁の三方断裁機。

この両機の上流にフンケラー社のロール/スタックラインを接続。

ブックブロックの断裁代に印字した製本情報のバーコードを読み取り、1冊ごとに全自動でサイズの設定・変更に対応するタッチレス無線綴じ製本ラインの実演をした。

 

▽「コネックス4.0」=フンケラー・イノベーションデイズでは世界で初めて、後加工機器間での接続による自動化を実現。

1冊ごとにサイズが可変する極小ロット製本ソリューションの実演において、フンケラー社のロール/スタックラインと「コネックス」データマネジメントシステムで直接通信して、全自動運転を行った。

 

▽「MMサービス」=「フィニッシング4.0」による接続性を活用し、日本で販売するすべての機械に「MMリモート」パッケージを搭載する。

「MMリモート」では、稼働する機械がインターネットを介して同社サービスセンターと通信でき、迅速で正確な故障診断や最新のプログラムへのアクセスができる。

また近い将来には、ユーザーがサービスポータルにログインすることで、費用がかかるサービスマンを呼ぶことなく最新の技術情報や技術アドバイスを入手できるようになる。

 

 

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