2017年04月11日

春4月、新年度がスタートした。入社式に臨み、期待と不安を胸に新たな1歩を踏み出した新印刷人たち。大日本印刷・北島義俊社長、凸版印刷・金子眞吾社長、共同印刷・藤森康彰社長の訓示を抜粋、紹介する。北島社長は「対話」の重要性、金子社長は‘豊かで美しい感性’を身につける必要性、藤森社長は努力・成長の大切さを呼びかけた。

 

大日本印刷・北島義俊社長「重要なのは『対話』」

 

昨年は、創業140周年という、DNPにとって大きな節目の年でした。長い年月の中で、とくに戦後、DNPは果敢にチャレンジして「拡印刷」を軌道に乗せ、事業を広げてきました。その取り組みが、今日のDNPに繋がっています。
 
しかし、いま事業環境やさまざまなビジネスの枠組みは、劇的に変化しはじめています。そうした時代にあって、われわれがさらに発展していくためは、「変革」に取り組むことが重要になっています。
 
いまDNPでは、「未来のあたりまえをつくる。」ことを目指し、事業を発展させる領域として、「知とコミュニケーション」「食とヘルスケア」「住まいモビリティ」「環境とエネルギー」の4つの領域を設定しています。そして、それぞれの領域において「新たな価値」を提供していきたいと考えています。皆さんもこの取り組みに積極的に参加してもらいたいと思います。
 
皆さんは、今日、社会人としての第1歩を踏み出しました。仕事をする上では、学生時代と違い、つねに答えが用意されているわけではありません。むしろ自ら課題を見つけ、その答えを自分で作り出す「能動的な思考」と「実行力」が求められます。
 
その際、重要なのは「対話」です。先輩や上司、仲間と「対話」しながら、お互いの意思を十分に疎通させて、「自己研鑽」を重ねてください。自らの積極的な取り組みこそが、皆さん自身を高め、より大きな満足をもたらします。会社としても皆さんの能力を伸ばす手助けを精一杯していきます。
皆さんが一日も早く成長して、新しい大きな力になってくれることを期待しています。
 

北島義俊

北島義俊社長


 
 

凸版印刷・金子眞吾社長「『豊かで美しい感性』が武器」

 
トッパングループには、「117年にわたる印刷テクノロジー」「多種多様な業界にわたる、数多くのお客さま」「バランスの良い多彩な人財」という、3つの強みと現在推進している「情報武装化」があります。
 
私たちには大きく成長する高いポテンシャルがあるのです。加えて中立的な立場でいろいろなことやモノを生み出せる非常によいポジションにあります。
 
この高いポテンシャルを最大限活かすためにも、必ず身につけてほしいことがあります。それは、「豊かで美しい感性」です。この「豊かで美しい感性」こそが、当社の社員の最大の武器でもあると、私は考えています。
 
印刷の仕事は基本的に、何もないところから、お客さまやマーケットの要望を掴み、ゼロからものを創っていく仕事です。お客さまとコミュニケーションを取りながら創ることとなります。そして、コミュニケーションの原点は、相手の身になってものごとを考え、想いを感じ取る「感性」にこそあります。その感性が豊かであればあるほど、感じ取れる想いや情報量も多くなり、より良いモノつくりができるのです。その「豊かな感性」に加えて、「美しい」か「美しくない」か、を判断できる感性、「豊かで美しい感性」を身につけてほしいと思います。
 
そのために、次の2つのことを実践してほしいと思います。1つめは、「挑戦すること」です。2つめは、「本質を知ろうとすること」です。
 
この激動の時代にあっては、いままで経験したことのない変化に直面するかも知れませんが、自分自身の中に「プリンシプル、ぶれない軸」や、自分とは異なる価値観を受け入れる「多様性」を持ち合せていれば、どんな変化もチャンスにできるでしょう。
 

金子眞吾

金子眞吾社長


 
 

共同印刷・藤森康彰社長「高い志を持ち、努力し、成長を」

 
私から、皆さんに心がけてほしいことを2つお話しします。
 
1つ目は、「志を高く持つ」です。志とは、理想とする目標であり、志を立てることで挑戦が始まります。皆さんは、社会への扉を開くにあたり、決意を胸に秘めていることと思います。社会人として成し遂げたい高い志、大きな目標を掲げて挑戦していただきたいと思います。
 
思うようにいかないこともあるでしょう。日々の業務に自分が埋もれてしまうような思いを味わうかもしれません。そんな時には、自分自身が掲げた志を思い出してください。これからの人生で大きな心の支えとなってくれるはずです。
 
2つ目は、「やり遂げる強い意志を持つ」です。せっかく高い目標を掲げるのですから、ゴールをめざしてやり抜いてください。達成するまでの過程には、高い壁や苦しみがあるかもしれません。しかし、そのなかでこそ、次のステップへ進む糸口が見出せることがあります。
 
当社は今年、創業120周年を迎えます。さまざまな困難を乗り越えて歴史を築き上げてきた先人たちへ敬意を払いつつ、これからの新しい時代を創り上げていくことが私たちの責務です。
 
私は、「企業は人なり」という言葉を大切にしています。企業の存続は、ひとえに「人」にかかっているというのが、私の信念です。社員一人ひとりが高い志を持ち、努力し、成長することが、企業としての力となります。個人の成長なくして組織の成長はあり得ません。
 
皆さんは、社会人としての第一歩を踏み出しました。エネルギーを存分に発揮し、成長することで会社の未来に貢献してほしいと思います。
 

藤森康彰

藤森康彰社長


 
 

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