2017年04月07日

大日本印刷(DNP)は、ハイテクノロジー液晶アプリケーションの研究開発をおこなうアルファマイクロン社(AMI、本社:米国)と、液晶を使って透過する光を制御する「液晶調光フィルム」事業で協業する。

 

この液晶調光フィルムは、二色性色素と液晶を用い、電圧のオン/オフでフィルムの明暗を瞬時に切り替えて、透過する光をコントロールする製品。今回の協業により、多様な色が表現可能となるとともに、広い面積にも対応していく。今年度末から販売を開始する。

 

 

「液晶調光フィルム」の特徴は次のとおり。

 

さまざまな生活空間で、光を自由にコントロールして快適に過ごしたいというニーズに対し、各種調光システムが、ブラインド、パーティションとしてさまざまな方式で実用化されている。今後の利用拡大が期待される調光システムだが、現状はその方式により、色を切り替える応答速度が遅い、調光時の色合いがダークグレーや乳白色などに限られている、消費電力が大きいなど、それぞれ課題がある。

 
このような課題に、今回DNPとAMIが協業により開発した液晶調光フィルムは、以下の特長を備えることで対応していく。

 
明暗の切り替えに必要な電圧は8~20Vと、低電圧を実現。
電圧を変えることで、色合いの明るさを調整することも可能。
電圧をかけた際の調光速度は1秒以下と、瞬時に色の明暗などを切り替えられるため、自動車のサンルーフやウインドウなど、素早い切り替えが求められる用途に最適。
色素分子の種類によって、自由に色合いを設計できる。

 

 

○二色性色素 色素を異方性のある媒質中に分散して配向させると、ある方向からは着色して見え、それと垂直な方向からはほとんど無色に見える現象を示す色素のこと。

 

 

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