2017年04月06日

山田雅義

山田雅義理事長

印刷図書館(山田雅義理事長)は、3月22日開催の定例理事会で平成29年度事業計画案を承認した。今年度は①専門図書館としての整備充実の強化②70周年記念事業の推進--を2本柱に事業を推進する。インターネットの普及、デジタルメディアの広がりなどにより、紙を使わない情報の提供が隆盛となり、これらの機能強化が今後の印刷図書館の課題となっていることから、設立70周年を機に、これからの時代に求められる役割と機能の再整理を行い、活動の活性化を図っていく。

 

9月の発刊めざし『印刷図書館コレクション(仮題)』を編纂

 
印刷図書館は昭和22年3月に設立され、平成29年3月で設立70周年を迎えることから、平成28年度に『70周年記念図録』の編纂に着手し、29年3月の発行を目標に企画してきた。この企画では、すでに撮影済みのポスター類のみを掲載する簡易な編集物を想定していたが、ポスター類などの図版のみを掲載するのではなく、図書館の持つ貴重資料の蔵書目録や、図書館の歴史などを併せて収録するとともに、印刷図書館の活動内容も紹介する内容で、『印刷図書館コレクション(仮題)』として編纂していく。この記念誌は業界内だけでなく、広く一般に配布・頒布して、印刷図書館さらには印刷産業に対する理解の促進に努める考え。なお、記念誌の発行時期については、平成29年9月の「印刷の月」を目指す。
 
70周年記念事業としては、記念誌の発行に加えて、印刷図書館のこれからの役割・機能を再整理するとともに、これからの活動計画や関連する団体などとの連携・協力関係など組織論まで含めて検討するプロジェクトを立ち上げて、29年度中に活動計画をとりまとめる。
 
専門図書館としての整備充実の強化では、印刷図書館の設置目的である「印刷およびその関連資料を収集し、専門図書館としての整備充実を図り、保存ならびに広く一般公開することによって、印刷技術および印刷文化の発展向上に寄与する」ことを踏まえ、図書館運営事業、広報活動事業をより充実させ、印刷産業における専門図書館として社会に貢献していく。
 
図書館運営事業では①専門図書館としての一般公開およびサービス②図書・資料の収集、整理③利用者への蔵書の紹介・検索、情報の提供④関連機関との相互協力--を推進する。
 
広報活動事業では①受け入れ資料のデータベース化②インターネットへの蔵書データの更新作業③ホームページを通しての新刊情報の紹介④ホームページを通しての財団活動報告--などを推進する。そのほか、所蔵する印刷文化財の貸出などを行う。

 

 

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