2017年02月28日

大日本印刷(DNP)は、アプリの開発時から公開後まで、ワンストップでアプリのセキュリティを高めるサービスを開始する。

 

このサービスは、世界41ヵ国で利用されているフランスPradeo Security Systems(プラデオ)のアプリセキュリティサービスと、アプリの改ざんを防止するDNPの堅牢化サービス「CrackProof(クラックプルーフ)」を組み合わせて提供するもの。

 

スマートフォンやタブレット端末の性能向上にともない、金融向け残高確認アプリなど個人・決済情報を活用した利便性の高いアプリが増えている。一方で、アプリの不正な解析や改ざんによる個人情報の漏えいなどの危険性も高まっており、アプリの開発から運用における情報セキュリティ機能の強化が課題となっている。

 
今回DNPは、アプリの開発段階から公開後まで、ワンストップでその情報セキュリティ機能を高めるサービスを提供する。サービスを導入した企業は、アプリの開発段階ではプラデオが提供する「アプリ自動監査サービス」で未知の脅威からの攻撃を防ぐ振る舞い検査を行い、開発したアプリの実行ファイルに対してはDNPの「CrackProof」で処理を行うことで、改ざんを防止することができる。また、アプリ公開後は、プラデオの「アプリ保護サービス」で、同じスマートフォンにダウンロードされている他アプリの危険度を検知する。これら3段階の多層的なセキュリティ対策を行うことによって、今まで以上にセキュリティを高めることができ、企業および利用する生活者双方にメリットを提供する。

 
1.アプリ開発時
アプリ開発者は一般に公開されている汎用プログラムを使用してアプリを制作する場合があるが、悪意ある第三者がこの汎用プログラムにマルウエアを仕込み、勝手に情報を操作し、流出させる可能性がある。開発中のアプリの実行ファイルを「アプリ自動監査サービス」のクラウド上にアップロードすると、そのアプリのセキュリティ検証結果レポートが提示される。アプリ開発者は、自社のセキュリティポリシーに沿って設定した監査項目がクリアするまで繰り返しセキュリティチェックを行い、プログラムを修正していく。

 

2.アプリ公開前
「CrackProof」は、アプリなどの不正な解析や改ざんを防止する堅牢化サービスで、金融、ゲーム、自動車などの様々な業界で採用されてきた。「アプリ自動監査サービス」でアプリのセキュリティチェックを行い、その後アプリを「CrackProof」のクラウド上で処理することで改ざんを防止する。

 

3.アプリ公開後
生活者がアプリを起動する際、予めアプリに組み込んだ「アプリ保護サービス」が、同じスマートフォン、タブレットなどにダウンロードされている他のアプリの危険度をチェックし、不正なアプリがある場合には、アプリの起動を停止させたり不正なアプリをアンイストールさせたりするようにアプリを設計することができる。本サービスでは、約150万アプリの分析結果をもとにアプリの危険度を判定し、マルウエアによる情報漏えいを防ぐ。
導入企業は、これらのサービスを同一のクラウド環境でシームレスに利用することができるので、よりセキュアなアプリの開発を効率よく行うことができる。

 

 

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