2017年01月06日

田村壽孝会長

田村壽孝会長

旧年中は、私ども業界に格別なるご支援、ご協力を賜わりまして厚くお礼申し上げます。

 
わが国の経済は、この数年、緩やかな回復基調にあるといわれてきました。持続的に成長していくには、個人消費の拡大はもちろんのこと、地域経済や雇用を支え続けている中小事業者が景気回復を実感できる政策の推進等を図ることが肝要ではないでしょうか。実感のある景気回復には、経済の好循環を加速させることが求められています。

 
人口減少・超高齢社会等の構造要因による需要減少に加え、地震等の自然災害の多発、英国のEU離脱の決定や中国市場の減速、そして米国次期大統領がどのような外交・安全保障政策を展開するのかなど、その先行きは予断を許さない状況にあります。

 
さて、私たちグラフィックコミュニケーションズ(GC)業界においても、山積する難題に直面しております。将来を予測した組織の在り方、持続的発展に資する事業展開に果敢に取り組まなければなりません。私たちは事業計画に【行動プラン:運営方針】を提唱し「多士済々で十人十色(十社十色)の個性豊かな組合員企業が集う集団(組織)」「『コミュニケーション・デザイン』の一翼を担う団体(組織)」として「存在感を感じさせる団体」を目指して、次代に向けた情報発信・提供に努めてまいりました。厳しい現実の前に今一つ見えない途上にありますが、一歩前を見据えた歩みを心がけております。

 
本年は「第61回日本グラフィックコミュニケーションズ工業組合連合会東京大会」を開催いたします。本大会は昭和28年に発足以来、全国各地から多数の業界仲間と関連業界の皆様をお迎えし、一堂に会して情報交換と将来の業界展望などを語り合う場として、有意義な大会を開催してまいりました。前回の第60回大会は東日本大震災で被災した仙台での開催に、全国の業界並びに関連業界の皆さまの善意のある暖かいご支援とご声援のもと盛大に挙行されました。そして3年ぶりに首都東京で【架け橋】を大会スローガンに挙行することになり、将来に向けた意義ある有意義な大会にする所存です。

 
全国組織として、取り組むべき幾多の懸案がまだまだあります。所属されます組合員の皆さまの身近なテーマに適応した情報の共有化、提供に努めてまいりたいと思います。

 
最後に、関係諸官公庁をはじめ関連団体、関連業界の皆様の絶大なるご指導、ご支援、ご協力を仰ぎつつ、この難局を乗り越えていきたいと思います。各位の温かいご教導をお願いするとともに、関係各位ならびに組合員のご多幸、ご健勝とご発展を祈念致します。

 

※「日本印刷新聞」【新春メッセージ】から

 

 

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