2017年01月06日

山田雅義会長

山田雅義会長

 

平成29年の新春を迎え、謹んで新年のごあいさつを申し上げます。
旧年中は、印刷工業会の運営に多大なるご支援、ご協力を賜りまして、厚くお礼申し上げます。
昨年の日本経済は、政府や日銀の経済・金融政策により、雇用環境の改善など一部に回復の兆しがみられたものの、円高や個人消費の伸び悩みにより、本格的な回復には至りませんでした。一方海外におきましては、中国をはじめとした一部のアジア諸国の経済減速や、英国のEU離脱などもあり、先行きは不透明な状況が続いています。また、アメリカ大統領選では、トランプ氏が選出され、これからスタートする新体制の動向次第では、国際関係や国際秩序が大きく変貌することも想定されます。
このような中、印刷工業会は「印刷を魅力ある業界に」をスローガンに掲げ、12の部会がそれぞれの課題への取組みや、他の業界団体と連携を図り積極的に活動をしてまいりました。「出版印刷部会」では、物流の効率化を目指し、会員企業間での相互運用の拡大や、万一の大震災に備えてBCPの取組みを関連業界団体と協議を重ね、今年度中のガイドライン作成を目指しています。「商業印刷部会」では、取引慣行の見直しに向けて、会員各社の若手社員教育や取引先への改善提案の検討を行っています。「紙器部会」と「軟包装部会」では、若手の人財育成を最重点課題として、「デザイン思考ワークショップ」を今年からスタートさせるなど、各部会が「魅力ある業界」に向けて取組んでいます。また、「女性活躍推進部会」では、昨年新たに若手女性社員を中心に、3つの分科会を立ち上げました。「女性の意識改革」「キャリアデザイン」「ワークライフバランス」などの課題解決に向けて、それぞれゴールイメージを掲げ、本格的に活動を開始しました。その他、会員に向けた多くのセミナーや勉強会など、会員相互の融和と親睦、業界の総合的発展を目指して積極的に活動していきます。
印刷業界全体は、メディアの多様化が急速に進み、取り巻く環境は厳しさを増しておりますが、印刷産業は新しい価値創造産業としてさらに進展するためにも、事業領域の拡大や課題解決に取組む必要があります。従来の考え方にとらわれず、会員企業の皆様とさらに連携を深め、業界の持続的発展を目指して尽力してまいります。これまで以上のご支援、ご協力をお願い申し上げますとともに、ご健勝とご多幸を祈念して年頭のあいさつとさせていただきます。

 

 

※「日本印刷新聞」【新春メッセージ】から

 

 

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