2016年12月01日

大学生や一般の企業からの参加者でにぎわった

大学生や一般の企業からの参加者でにぎわった

富士ゼロックス㈱は11月22日午後、岩手県遠野市および神奈川県南足柄市における産学連携プログラムの事例研究および地域活動報告などを行う「みらい創りカレッジで取組む地域活性のための産学/地域連携活動のご紹介」と題したワークショップを開催した。

 
ワークショップは2部構成となっており、第1部が産学連携活動、第2部が地域連携をおこなう研修プログラムの説明会となっており、大学生や一般の企業からの参加者でにぎわった。

 
同社は、東日本大震災における復興推進に注力しており、復興推進のテーマの一つに「みらい創り」活動を展開している。その一例が、岩手県遠野市と協働で設立した「遠野みらい創りカレッジ」で、地域振興のために市や地域住民と企業・団体、大学などが連携し、対話や研修、グループワークを通じて地域の発展、産業の創出、人材育成などに結び付けていくことを目的にしている。同カレッジは、平成26年4月に開校した。

 
ワークショップの1部では、同社復興推進室室長の樋口邦史氏より復興推進室の活動紹介、続いて特別講演として法政大学教授の保井美樹氏から演題「地域型エリアマネジメントの意義と実践」の講演、東京大学i.schoolの小川悠氏から「地域みらいを担う世代から始まるイノベーション」を演題とする講演が行われた。特別講演後、遠野市・南足柄市のカレッジプログラムに参加した、法政大学・中央大学・専修大学・横浜国立大学の学生による地域活性報告が発表された。

 
第2部は、地域連携を推進する研修プログラムの紹介で、特別講演、みんなのみらい共創プログラムプレセッションが催された。

 
同社復興推進室の樋口室長は、活動紹介の中で大要次のとおり話した。「この組織で被災地の支援を開始したのが2011年の10月からである。最初は盛岡に拠点を置き、被災された地域に仮設設備で診療を始めた医師に対し、複合機を貸出することから始まった。そこから、わずかながらではあるが地域医療へお役に立てられる仕組みができるようになったと思う。2015年となり遠野みらい創りカレッジができ、遠野には学生の皆さん、社会人の皆さんに集まってもらい、年間5000人ほどの人がきてもらえるようになった。その活動で自分たちの足元を見て、地域の方々とわれわれ企業、それと学生の皆さん、行政が集まり活動を行っていく、それが地域創生に繋がると思う。地域の課題解決に寄与しながら、地域の創生を行っていく、それイコールみらい創りとすれば、復興推進の活動でやってきたこと、遠野市で後方支援拠点を研究してきたこと、そこで何が行われ、何を考えなければならないのかということがみらい創りへの活動に表れていった。6年目を迎えたわれわれの活動の方向性は、東日本大震災の復興を継続していくこと。遠野市で行っているみらい創りカレッジは、協同的な産学民の協働モデルと考えており推進する。富士ゼロックスとしては復興支援の拠点づくりから、南海トラフを震源とする地震が発生する時に、後方支援の拠点を造って、大きな被害者が出てしまう前に何かをしたいというのが願いである。地域の人たちが起こすイノベーションに支援の努力を忘れてはいけないと思う」

 

 

 

 

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