2016年12月28日

スターバックスが日本に上陸して今年で20年になる。96年に東京・銀座に1号店「銀座松屋通り店」をオープンした。北米以外の市場における初店舗だった。現在の国内店舗数は約1200。自宅(1st)でも職場(2nd)でもない第3の居場所「サードプレイス」として定着した。

 
▼スターバックスのミッションは「人々の心を豊かで活力あるものにするために―ひとりのお客様、1杯のコーヒー、そしてひとつのコミュニティから」。元社長の1人は「私たちは人々のお腹を満たしているのではない。心を満たしているのだ」ともいっている。「社運を賭けた大胆な目標」は「人々の心に活力と栄養を与えるブランドとして世界でもっとも知られ、尊敬される企業になること」。スターバックスでは、コーヒーをただ売っているのではない。コーヒーを提供しながら人々に上質な“経験”を販売している。

 
▼そうした「ミッションこそがブランドを形作っている」。ブランド力のある一流の会社は「どうやって儲けるか」ではなく「そもそも企業は何のために利益を出すのか」というミッションを大切にするという。――ブランド・マネジメントの身近な実例。

 
(アスコム、B6・286ページ、税別1400円)

 

※「日本印刷新聞」【話題の本】から

 

 

ミッション 元スターバックスCEOが教える働く理由
 
 
 
 

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