2016年12月23日

大日本印刷は、スマートフォンやタブレット端末などに印刷物をかざすと、印刷された目に見えない電子コード(IDコード)を読み取り、そのIDに関連するコンテンツを表示する「紙がデジタルとつながる導電印刷ソリューション TouchCode(タッチコード)」の応答速度などを向上させた。

 
このTouchCodeを活用した抽選サービスが、小説・アニメで大人気の作品「少年ハリウッド」のオリジナル商品を販売する「少年ハリウッド×HMM(ハイブリッド マインド マーケット) セレクトショップ」で、12月18日(日)から25日(日)まで期間限定で実施される。

 
ラフォーレ原宿の地下1階にあるHMMは、ファッションとアニメ・ゲームの融合を目指すブランド。「少年ハリウッド」は、2012年7月に刊行された橋口いくよ著の小説で、「少年ハリウッド-HOOLY STAGE FOR 49」(2014年7月から9月)、「少年ハリウッド-HOOLY STAGE FOR 50-」(2015年1月から4月)がテレビアニメ化された人気作品。

 

生活者が“くじカード”を購入し、店頭に設置されたタブレット端末にかざすと、当選賞品が表示され、その場で受け取ることができる。また、Webサイト上でも生活者が手軽に「Touchcode」の楽しさを体験できる特性を活かし、自身のスマートフォンやタブレット端末から特設サイトにアクセスして、この“くじカード”をかざすと、印刷されたIDコードの違いによって、登場キャラクターのいずれかの限定画像をダウンロードできる。
DNPはTouchCodeのほか、くじの賞品として、DNP高精彩出力技術プリモアート®により制作した複製原画を作製するなど、今回のサービスの運用をトータルに支援している。

 

ラフォーレ原宿HMMウェブサイトURL :http://hmm.tokyo/laforet/shonen_hollywood/

 
TouchCodeは、米国T+ink社グループのT-Touch社が開発した技術で、目に見えないIDコードを導電性材料で印刷した紙媒体を静電容量方式のタッチパネルのディスプレーにかざすと、そのIDに関連するコンテンツをディスプレーに表示。DNPは2014年7月に、TouchCodeを活用した販促支援サービスを開始し、以来、紙の栞をかざして映画のプロモーション情報を配信するサービスなどに採用されている。

 
DNPは今回、T+ink社の協力のもと、ディスプレーに印刷物をかざしてからコンテンツが画面に表示されるまでの応答速度や、IDコードの認識精度などの性能を向上させた。これによって、参加者が多いイベントでもよりスムーズに運用が行えるほか、カードの種類によって多様なコンテンツを表示するゲームなどの利用においても生活者がほとんどストレスなく使えるようになる。またDNPは製造工程を最適化することにより、印刷物のさらなる品質向上と納期短縮を図る。

 

TouchCodeは、導電性材料を使用して特殊な印刷加工を施すことにより、印刷物の意匠性を損なうことなく、IDコードを印刷できる。
カードなどの印刷物をスマートフォンやタブレット端末などに“タッチ”する(かざす)という動作の楽しさが、生活者がデジタルコンテンツにアクセスするきっかけとなることが期待できる。
 
端末に専用アプリをインストールする必要がなく、Webサイト上で生活者は手軽に利用できる。
印刷されたIDコードによって配信するコンテンツを変えられる。またアクセス履歴などを分析し、生活者に人気のあるコンテンツを把握して、マーケティングに活用することができる。

 
DNPは出版社のほか、自動車や飲料のメーカーなどにTouchCodeを活用した販促支援サービスを提供し、関連する製品・サービスを含め、2020年度に5億円の売上を目指す。

 

 

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