2016年12月01日

浅野健

浅野健会長

星野匡

星野匡代表世話人

小森善治

小森善治会長

 

 

 

 

 

 

 

小森コーポレーションの東京および関東甲信越静地域のユーザーで構成する「第26回関東甲信越静小森会(代表世話人=星野匡横浜リテラ社長)・東京小森会(代表世話人=堆誠一郎宝印刷社長)」の合同総会が、11月15日午後3時から、横浜市のヨコハマグランドインターコンチネンタルホテルで開かれ、「“SHINKA”21への挑戦」をテーマに、188社298人が参加し盛況だった。
同会では、小森善治小森コーポレーション会長のKOMORI基調報告、東京大学硬式野球部監督・浜田一志氏による「94連敗からの挑戦~東大野球部はいかに“進化”したか~」などを聞いた。議案審議では、関東甲信越静小森会役員全員の留任、東京小森会役員では新任として企画委員に福田浩志ウエマツ社長、世話人として浅野晋作金羊社社長を決めた。
開催にあたって星野代表世話人が大要次のとおりあいさつした。
「22年ぶりの横浜総会である。関東甲信越静小森会、東京小森会における今年度のテーマは“SHINKA”21への挑戦とさせていただいた。意味としては、21世紀への挑戦、21の課題、問題提起をしての挑戦ではないかと捉えている。印刷業界を取り巻く環境は、成熟産業と言われて久しい状態ではあるが、過去のビジネスモデルをトレースしていたのでは未来はないのではないかと考えている。過去の古い慣習などを捨てて、新しい価値を創造し続けなければいけない。そして顧客から選ばれ、顧客や社会に貢献し続けるということがわれわれの使命ではないかと思っている。アメリカの大統領選挙では、世界があっと驚く結果が出ており、いかなる変化が起きても対応してわれわれは進化し続けなければいけない。正にこのことを小森会では取り上げているのではないかと思っている。小森会の意義は懇親を深めながら、最新技術や経営の問題等々を情報交換して、皆様の経営に役立てていただくという会である。最後までお付き合いいただきたい」
続いて浅野健小森会会長があいさつに立ち、開催の地・横浜が文明開化スタートの地であることを話し、「この横浜にある印刷会社から100周年のパーティーに呼ばれたことがあり、その創業者がされたことは、日本の大衆文化を西洋人にインフォメーションする冊子を作られた。つまりコンテンツを自分で見つけてきた。そしてどこでその冊子を販売したかというと、海外旅行客専用のホテルと言ってもよかった箱根の富士屋ホテルであったそうだ。つまりコンテンツを自ら探し制作し、どこで販売するか、つまりマーケティングまで行ったわけである。それがわれわれの先輩たちなのである。同じように100年の歴史がある印刷業者には、昔はカレンダー屋だとか、薬屋であったとか今の業態とは違う業態で創業されたところが決して少なくない。もしそのままであったのなら100年も歴史を積み重ねることができたのだろうか。このように思うと、小森会のテーマ“SHINKA”ということが、漢字の“しんか”という文字の組み合わせを一つひとつ拝見しても、とても意味深い言葉ではないかと思っている。小森会も全国にブロックで分かれているが、日本は狭いと言われているがそうではなく、地域性が明確にあると思っている。その中でこれからのわれわれの産業がどのようになっていくか。100年前創業した印刷会社が創業時は印刷会社ではなかったように、われわれの100年後はどうなっているのか。そのようなことを考えると楽しく、わくわくする」と語った。

 

小森善治会長、ワンストップサービスの重要性を指摘

KOMORI基調報告で、小森善治会長が内外の印刷業界の市場動向、印刷会社の課題とKOMORIが提供するソリューション、同社の事業活動を報告し、その中でアメリカの市場動向に触れ「リーマンショック以降縮小を続けてきていたが、2013年を底に、9四半期連続で上昇してきている。アメリカの結果が日本での先行指数と考えられていることから、今後は日本市場も明るい見通しになるのではと考えている。アメリカ市場では、雑誌・書籍など電子書籍は見通しよりも普及が進んでおらず、減少している。一方紙ベースの書籍などの販売が上昇し、DMにしても堅調な伸びに推移しているのがアメリカ市場である。アメリカにおいてオンラインと紙ベースの広告どちらを注目するかという調査では、デジタル媒体が普及しているアメリカでも、予想以上に若い世代が紙媒体による広告に注目しているという結果となった。とくにDMではその傾向が強い。理由としては機密性の高い個人情報については紙媒体のほうが信頼できると考えている分析が出ている。ただ、今後もDM市場を維持成長させるためには、ワンストップサービスの提供を行っていくことが重要だと考えている」と述べた。

 

 

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