2016年12月11日

右から、田中眞文、大島一夫、朝比奈敏雄

右から、田中眞文、大島一夫、朝比奈敏雄の各氏

 

 

板橋区印刷関連団体協議会(会長=田中眞文㈱田中紙工社長)は11月10、11の両日、板橋区立東板橋体育館で開かれた「第20回いたばし産業見本市~製造と加工技術展~」(主催・いたばし産業見本市実行委員会)に出展し、今年もチャリティー活動に取り組んだ。収益は板橋区とゆかりの深いモンゴルで日本語を学ぶモンゴルの大学生への義援金として寄付する。

 
板橋区関連協ブースには、会期中、田中会長自ら店頭に立ち、ブース内に募金箱を設置してチャリティーへの協力を呼び掛けた。協力してくれたた人にはメモ帳やノート、2017年用ポスターカレンダー、トランプ、下敷きなどのノベルティグッズをプレゼントした。とくにメモ帳やノートは掴み放題で、募金した人たちは両手で持ちきれないくらい持ち帰った。田中会長は「2日目の昼過ぎには紙製品が底をつくほど多くの方が協力してくれた。われわれも何年も続けているので、毎年足を運んでくださる方も多く、喜んでもらっている」とその成果を強調する。寄付金は、板橋区を通じてモンゴルで日本語を学んでいる大学生への義援金として贈呈する計画。

 

来場者に注目されたオリジナル製品

いたばし産業見本市には印刷・関連会社も多数出展した。その中でも、㈱田中紙工、㈱国宝社、㈱ウキマは、オリジナル製品を展示して来場者の注目を集めた。

 
トランプ・かるた・トレーディングカードなどブッシュ抜き加工のスピードとクオリティに定評の田中紙工は、昨年に続いてネットを利用したオリジナルトランプ制作サービス「オンデマンドトランプ・com」を展示紹介した。ネットで注文を受けると、オンデマンド印刷機で印刷・加工し、通常5営業日後に出荷する。急ぎにも対応する。利用者は80種類以上のテンプレートから選ぶことができ、オリジナルデザインにも対応する。卒業記念や結婚式の記念品、会社や店舗のノベルティとしての利用が増えている。

 
さらに、今回は新製品として板橋美術館エドコレ作品を利用したトランプを紹介した。板橋区立美術館は、江戸狩野派をはじめ浮世絵や江戸琳派などの作品を数多く所蔵しており、貴重なコレクションを広めるため、平成20年から一般の企業や商店などを対象に、著作権の切れている古美術作品の画像データを無償で貸し出している。今回、江戸絵画を利用してトランプを製作した。

 
ウキマの開発した「Hal+(ハルト)」は、板橋区産業振興公社が主催する「板橋製品技術大賞2016」で審査委員賞を受賞した。

 
同製品は、昨年同社が受賞した製品「ファイレット」の特徴であったアイレット綴じと粘着シールを組み合わせたアイデア商品。綴じ穴をあけずに手軽にファイリングできるのが特徴で、ノートや手帳、本に貼ると、栞やブックバンドに早変わりするなど、「ハルト」が既存のものに機能を付加する。

 
「和」を中心としたノートを販売する創業約100年の製本会社である国宝社は、板橋美術館エドコレ作品を利用したノート・俳句帳のほか、「和メモ」「いたば紙」「?ノート」を新たなラインアップに加えて紹介した。「和メモ」は、和紙を日本伝統の手作業の「和綴じ」で綴じた、メモ帳。「いたば紙」は、板橋区内で調達した原料を板橋で加工・製作した「いたば紙」を利用したオリジナルブランド「板橋文具(ノート)」を展開。「?ノート」は表紙の材質が特殊で見るまで楽しみな文具である。

 

 

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