㈱T&K TOKA(本社・埼玉県入間郡、増田至克社長)は、「ベストキュアUV COREシリーズ」を新たに開発し、12月12日から販売を開始する。
日本の印刷市場は、小ロット短納期対応が求められており、速乾であるUV印刷が注目されている。
その中でも消費電力を抑えた省電力UVシステムが主流となりつつあるが、その一方で、従来型のUV、省電力型のオゾンレスUV、そして長寿命のLED-UVなどの各種UV照射装置があり、インキメーカーも各々に対応したインキを提供し、種類が多くなっていた。
そこで同社では、さまざまなUV照射装置に対応する、従来製品よりレベルアップしたUVインキを、これまで長年にわたって蓄積したコア技術を用いて開発。
新ブランド「ベストキュアUV COREシリーズ」として、まずは商業印刷から紙器パッケージ印刷までの、紙への印刷向けのインキとして発表した。
そのラインナップは次のとおり。
▽「ベストキュアUV CORE TYPE-A」=従来インキよりも総合バランス的にレベルアップし、安定した使いやすさを追求したインキ。
▽「ベストキュアUV CORE TYPE-A W」=従来インキよりとくに乾燥性、耐摩擦性を重視したインキ。昨今の高速印刷にも対応可能。
▽「ベストキュアUV CORE TYPE-A G」=従来UVインキより光沢や着肉・トラッピング性を向上させたインキ。商業印刷分野において油性印刷物に匹敵する仕上がりが期待できる。