三菱製紙㈱(本社・東京都墨田区、鈴木邦夫社長)は、1台で刷版と製版フィルムの両方の出力ができる完全プロセスレスCTP/CTFの「サーマルディジプレートシステム」に、菊半裁サイズに対応する「TDP-580」を新たに加えた。これにより「サーマルディジプレートシステム」のラインナップは4種類(TDP-750、TDP-580、TDP-459Ⅱ、TDP-324Ⅱ)に拡充された。
「サーマルディジプレートシステム」は、処理液はもちろんトナーもインクカートリッジも使わない完全プロセスレスで、かつ印刷機上でのウォッシュオフも不要。消耗品は刷版/フィルムのみでランニングコストが抑えられる上、刷版は白地ベースに黒発色画像なので高コントラストな画像形成により視認性が高く、検版性にも優れている。
「TDP-580」の出力サイズは、長さ220~775㍉、幅500~590㍉。出力解像度は1204dpiで、出力スピードは毎時55版。
2015年03月26日
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