日本アグフア・ゲバルト㈱(本社・東京都品川区、松石浩行社長)は、UV LED硬化型大判インクジェットプリンター「アナプルナH3200i LED」「アナプルナ FB2540i LED」の販売を11月24日から開始した。
最新かつ高出力のUV LEDユニットとLED対応の次世代型UVインクにより、多様な印刷基材に対する密着性、柔軟性、低臭性を実現している。
「アナプルナLED」シリーズは、16ワット/平方㌢㍍と高出力のUV LEDユニットを採用するとともに、同社独自のUVインク技術によって「アナプルナLED」シリーズ専用に開発された次世代型UVインクは、これまで課題となっていたLED型インクの問題点を克服。
塩ビシート、ターポリンはもちろん、多様な印刷基材に対する密着性、柔軟性、低臭性を実現したほか、放射熱も少ないので熱に弱い薄物メディアへの印刷にも適している。
UV LEDユニットは約1万時間の寿命を持ち、従来型ランプに比べてとても少ない電力消費量を達成している。
また、水銀を含まずオゾンガスも発生しないため、環境とオペレーターにやさしい製品となっている。
「アナプルナ FB2540i LED」はフラットベッド型のインクジェットプリンターで、2.5×1.5㍍までのサイズのボードメディアに対応し、高品質の出力を実現するモデル。
日本語対応のタッチパネル型ユーザーインターフェースによる直感的操作が可能。
また、厚みについては45㍉までの厚物メディアに対応する。
「アナプルナH3200i LED」はハイブリッド型で幅広い印刷基材に対応する3.2㍍幅対応のモデル。
空冷式UV LED硬化システムを搭載し、強固なフレーム構造、ユーザーフレンドリーなロールメディア装着、少ない待機時間で省電力、低コストでの運用を可能にしている。