2016年11月22日

リコージャパン㈱(本社・東京都港区、松石秀隆社長)は11月22日、東京・中央のリコー銀座ビルで「RICOH Pro C7100 Hackathon2016 Neon Trial」の表彰式を行った。

このコンテストは、同社製カラー(5色)デジタル印刷機「RICOH Pro C7100」の特徴である5色目として使用することができるホワイトトナー、クリアトナー、そして今年10月から新たにラインナップされた色となるネオンイエロー(蛍光イエロー)トナーの機能をうまく活用し、それによって表現できるデザインの可能性を引き出すことを目的としたもの。

都内の美術系大学3校から10組の学生が参加し、5色目のより効果的な表現方法を目指して印刷機を使いこみ、応募作品を制作した。

 

グランプリを受賞した金田氏

グランプリを受賞した金田氏

コンテストの特別審査員を務めた多摩美術大学造形表現学部デザイン学科の佐藤直樹教授は「これまでにはなかった蛍光イエローという色を使った表現が簡単にできるようになると、それを使うだけで目立つ作品を製作することができる。その一方で、デザイナーの成長という観点に立つと、すぐれた印刷機の技術開発に乗っかっただけで目立つ作品を製作することができるので、本来の意味のクリエイティビティが減じてしまうという危惧もあった。しかし実際の応募作品を見ると、自由な発想をしつつ特殊表現をうまく取り込んでいて素晴らしいものになっており、とても嬉しく思う」と総評を表した。

 

グランプリを受賞した作品は、御茶の水美術専門学校・金田香澄氏が制作した「とおりゃんせ」。

その受賞にあたって金田氏は「今回の募集テーマが“連~つらなり~”ということだったので、私が好きな千本鳥居の連なりから連想して表現した。遠近感を出すために、複数枚の印刷物を重ね、かつ手前と奥の鳥居のサイズや道幅を変えることで奥行感を出した。そして、蛍光色は光の表現に使いたかったので、鳥居の奥にいる女学生が夜道を照らしている提灯の部分にブラックライトを当てると、“RICOH Pro C7100”の独特の表現であるネオンイエローのトナーが光るようにした。ネオンイエローをふんだんに使った表現もいいが、ちょっとしか使わないからこそ重要な部分だと認識されることもある」と制作の意図を表した。

 

グランプリ受賞作の「とおりゃんせ」

グランプリ受賞作の「とおりゃんせ」

「RICOH Pro C7100 Hackathon2016 Neon Trial」の受賞者は次のとおり。

▽グランプリ=御茶の水美術専門学校・金田香澄氏「とおりゃんせ」

▽クリエイティブワーク賞=多摩美術大学・佐藤栞氏、森川沙紀氏「Inorganic Bacteria~無機質な細菌~」

▽C7100テクニカル賞=武蔵野美術大学・大谷紬氏「原点“銀河鉄道”“檸檬”“夜”“桜”」

▽特別賞=多摩美術大学・神場雅史氏「街の賑わい 昼と夜」

 

 

 

 

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