2016年10月20日

凸版印刷は、健康で安心な社会づくりに貢献するため、「健康増進」「予防・未病」「地域包括ケア」の3つのビジネスドメインを中心に、さまざまなソリューションを提供している。このほど、糖尿病のハイリスク者向けに医療機関への受診促進を行う受診率向上サービスの提供を2016年10月から開始した。このソリューションは、「データヘルス・予防サービス見本市2016」のトッパンブースで展示される。同展示会は、福岡(日時:11月8日、場所:福岡国際会議場)、仙台(日時:11月21日、場所:仙台国際センター展示棟)、大阪(日時:12月4日、場所:インテックス大阪 3号館)で開かれる。

 
予防・未病領域では、自治体や企業における特定健診の受診率を向上させるために必要な機能をワンストップで提供する「特定健診における受診率向上プログラム」を開発し、福岡市をはじめ数多くの自治体での導入実績から、健康意識が低い生活者に対し行動変容を起こさせるための知見を習得してきた。

 
上記のプログラムの知見を応用し、企業や健康保険組合の課題と言われる糖尿病の領域へ展開することで新たなソリューションラインアップの拡充を狙い、糖尿病のハイリスク者に向けた医療機関への受診促進を目的とした実証を行い、その有効性を検証した。

 

増大する医療費の適正化に向け、生活習慣病の予防・対策事業の需要が増加している。その中でも糖尿病は重症化すると高額な医療費が発生することから、多くの企業や健康保険組合では糖尿病の重症化予防に対する課題意識が高まっている。

 
糖尿病ハイリスク者を医療機関に受診させようとしても自覚症状がないケースが多く受診に繋がらないという課題に対し、これまで培った知見を活かし、訴求メッセージや手法を改善することで、医療機関への受診を促進するプログラムの開発に着手した。本プログラムの開発を目的に、トッパングループ健康保険組合と連携し、2016年1月~3月に効果検証を行った。

 
糖尿病ハイリスク者の医療機関の受診率を向上させるために必要な機能を、企業や健康保険組合にワンストップで提供するプログラム。

 
これまで凸版印刷では、小売や製造事業者における、顧客情報の分析業務からコミュニケーション戦略の企画・実行支援などのサービスを提供することにより、多くの知見を蓄積してきた。同時に、通販事業の支援業務で培ったシニアコミュニケーションノウハウや、個人の属性や嗜好情報などに合わせてパーソナルな情報を印字するパーソナルDMなど、さまざまなCRMコミュニケーション手法を開発してきた。これまで培ってきた知見とコミュニケーション手法を展開することで、糖尿病リスク者の受診率向上を実現する。

 
具体的には、対象者を多様な観点から分析・セグメント化し、個人向けのパーソナルDMやコールセンターからの電話勧奨といった手法を組み合わせたアプローチを展開し、受診を促す。

 

(1) 受診対象者の解析・セグメント
過去の健診実績や定性調査などにより、診療への関心度や関心点などを解析しクラスタリングする。

(2) セグメント別ダイレクトアプローチ
対象者個々のタイプに合わせたコミュニケーションプランの開発やパーソナルDM、コールセンター機能の提供を行う。

(3) 効果検証・施策改善
独自のテンプレートを用いた効果検証と、次年度に向けた施策改善を実施。

(4) 関心層向けの情報発信手法の構築・運用
高関与受診対象者向けWebサイトの構築・運用と、問い合わせ窓口となるコールセンター機能を、高いセキュリティ性を担保したCRM環境とともに提供。

 

【トッパンブースの展示コンセプト】

 

「人と組織の健康づくりをデザインする トッパンの健康経営支援ソリューション」

従業員一人一人の健康を守ること。 それはやがて企業全体の生産性を上げ、 企業価値そのものを向上させることにつながる。トッパンは、各企業様の課題を見出し、最適なコミュニケーションを提供することで、そこに関わる人と組織の健康づくりをデザインしていく。もっと健やかに、価値ある働き方をするためのトッパンの健康経営支援ソリューションを紹介する。

 

【トッパンブースの展示ソリューション概要】

 

・“疾病の早期発見・重症化予防を支援する” 糖尿病を含む「各種受診率向上プログラム」

本リリースにある糖尿病を始めとしたハイリスク者に対し、行動変容ナレッジにより効果の高い受診勧奨コミュニケーションを展開。

・“スマートフォンでらくらく健康管理” 「快食番人」

「快食番人」は、食事の内容や体に関するデータを入力することで、健康管理ができるスマートフォンアプリと保健・栄養指導ができる管理ソフト(「快食番人Manager」)から構成されている。

・“アートがはぐくむ心身の健康”「臨床美術」

五感を刺激するなど独自のアプローチを生かした作品制作の過程を通して、新しい物の見方や他者とのかかわり方を発見できる独自のアートプログラム。

・“継続させる健康プログラム” 「健康ポイントソリューション」

ウォーキング・会社行事イベントの参加・健診受診結果などをポイント化し可視化することで、行動変容に繋げる。

 

 

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