2016年10月18日

2階は漢字を「遊びのツール」として展開するテーマパーク

2階は漢字を「遊びのツール」として展開するテーマパーク

京都・祗園に6月29日オープンした「漢検漢字博物館・図書館」(漢字ミュージアム)が、新しい観光名所として注目を集めている。映像・グラフィックを使い、体験を通して子供から大人まで日本の文字文化を学べる日本初のミュージアムで、新しい教育施設・観光スポット・文化発信基地を目指しているという。

 
同館は、日本漢字能力検定協会が、京都市元弥栄中学校跡地に開館した、「漢字」をテーマとする体験型ミュージアム。地域に根差し、広く世界に日本の漢字文化を発信する施設として、年間20万人以上の来場者を見込んでいる。

 
「漢字と漢字文化を知り、楽しみ、親しむ博物館・図書館」がキーコンセプト。コアターゲットを小中学生とそのファミリー(修学旅行生含む)とし、サブターゲットを一般観光客(外国人観光客含む)とする。

 

 

モリサワが見学会開く

 

森澤嘉昭相談役(右端)

森澤嘉昭相談役(右端)

9月29日には、文字とともに歩み、文字文化に貢献している㈱モリサワ(森澤彰彦社長)が、報道関係各社を集め見学会を開催した。
 
森澤嘉昭相談役は、「京都を訪れた際に漢字ミュージアムを見学して感激した。文字と漢字は、印刷とは切っても切れない関係にある。全国の印刷関係者にも、ぜひ漢字ミュージアムに足を運んでいただきたい」と呼びかけている。
 
【漢字ミュージアムの特徴】
①映像、グラフィックを使い、体験を通して日本の文字文化が学べる=1階の展示では、映像、グラフィック、資料に触れるハンズオン装置などによる体験を通して漢字の歴史を理解できる。体験的な手法を取りながら、展示内容の理解を導き、漢字の誕生、成り立ちや進化について、その流れや仕組みを伝える。
②小学生から中高生、大人も漢字に触れながら学べる=2階は漢字を「遊びのツール」として展開するテーマパークのような展示。どこからでも楽しめる自由動線。教えたり学ばせたりするのではなく、遊びながら漢字に親しむことで、漢字への関心を高める。記念スポットを設けており、自由に撮影して自身の体験をSNSなどで共有できる。楽しさに満ちたにぎやかな空間のなかで、漢字のしくみや特徴を体験しながら学べる。
 
〈漢字ミュージアムの概要〉
住所=京都府京都市東山区祗園町南側551(電話075・757・8686)
休館日=月曜日(休館日が祝日の場合は翌平日に振替)。年末年始、臨時休館あり
開館時間=午前9時30分~午後5時
入館料=大人800円、大学生・高校生500円、中学生・小学生300円。未就学児・障がい者無料

 

 

PAGE TOP