2016年10月11日

ハイデルベルグ・ジャパン㈱(本社・東京都品川区、水野秀也社長)は10月7日、同社東京本社カスタマーセンターで「Heidelberg Privateshow2016」と銘打った個展を開催した。

このショーでは、印刷業の未来を予測しながらも現状との間に存在するギャップに焦点を当て、シンプルで無駄のないビジネスを実用レベルで整備するべく、ハイデルベルグ社がdrupa2016で提唱したコンセプト「Simply Smart」に基づいた、作業も工程も管理もシンプルな未来の印刷工場を提案した。

 

スピードマスターXL75-5+Lアニカラー ドライスターLED

スピードマスターXL75-5+Lアニカラー ドライスターLED

「Simply Smart」というコンセプトは、印刷機器自身が自律的でスマートに稼働するような形を目指し、その結果として「指先ひとつで、印刷の未来をずっと簡単に」することを志向している。

そこで今回のショーでは、ワークフローシステム「プリネクトプロダクションシステム」から発信されたジョブデータをベースに、オフセット印刷機、CTP、デジタル印刷機、断裁機、折り機といった機器が効率稼働・簡易操作できるところを示した。

 

オフセット印刷機のデモでは、「スピードマスターXL75-5+Lアニカラー ドライスターLED」を使用し、アニカラーによって刷り出しからわずか15枚目には本紙が得られているところを披露したほか、印刷機最高速の毎時1万5000回転でもしっかりと乾燥するようすや、疑似エンボス加工による高級感の付与、どのような絵柄であってもゴーストが発生しない点、刷版自動交換機能などによる迅速なジョブ替え、インキ替え作業の簡単さなどを示した。

 

オムニファイア250

オムニファイア250

また、4D印刷システム「オムニファイア250」の実機が国内初披露された。

「オムニファイア250」は、3次元物体への印刷に対応するデジタル印刷システム。サイズが300㍉、重さが5㌔㌘までの立体物に、4色+白のインクジェット印刷を直接することができる。

デモでは、ステンレス水筒ボトルやサッカーボールなどにバリアブル印刷を行った。

このシステムを活用することで、あらゆる産業製品にバリアブル印刷加工ができるようになるとともに、製品の製作プロセス自体をも変革することができる可能性を示した。

 

 

 

 

 

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