2016年10月07日

約400人が参加したハイデルベルグ・ジャパン90周年感謝の集い

約400人が参加したハイデルベルグ・ジャパン90周年感謝の集い

 

ハイデルベルグ・ジャパン㈱(水野秀也社長)は10月6日午後、東京・港区の品川プリンスホテルに全国から約350人の参加者を集めて「90周年感謝の集い」を開いた。集いは、午後2時半からのハイデル・フォーラム21共催記念講演会「スマート・プリント・ショップ 未来の印刷工場のあるべき姿」(講師:ハイデルベルグ社・ステファン・プレンツ取締役)・「富士フイルムの第二の創業」(同:富士フイルム㈱古森重隆会長)、6時からの記念レセプションの2部構成で行われた。

 

 

水野秀也社長

水野秀也社長

記念レセプションの開宴に先立ち水野社長は「北は北海道稚内から、南は沖縄から、弊社の90周年のイベントにお運びいただき感謝申し上げる。90年前、昭和の始まったときにハイデルベルグの印刷機が初めて日本に紹介され、販売が始まった。昭和、平成を通じ長きにわたり、ハイデルベルグ製品をご愛顧賜ったことを改めて御礼申し上げる」と述べるとともに、今後の課題を示して「印刷産業の未来をともに創造していきたい」とつぎのとおりあいさつした。
「いかに自社を成功に導くかということを日々、厳しいビジネス環境で奮闘されていると思う。
印刷産業が直面している課題は、今日のセミナーでも話があったように、過去とは比べ物にならないような複雑さと困難性を秘めている。それは印刷業界という枠組みにとどまることではない。富士フイルムホールディングスの古森会長の話にもあったように、すべての産業でチャレンジが続いている。

自動車産業は将来、ほとんどの人が車を買わない時代がくることをあり得るシナリオとして考えている。印刷がこの世からなくなるということは、たぶんないと思うし、そうなってほしくない。一方でいままでどおりでやっていけるのか、これまでのビジネス・モデルでこのまま続けていけるのかというと、多くの方がそうではないと思っているのではないだろうか。また、そういったことを考えることがすべての企業に課せられた課題だ。

日本にはまだ十分なチャンスがある。アメリカのハーバード大学が中心になって計算している「経済複雑性指標」があるが、2000年以降15年にわたって日本は首位を保っている。ドイツは3位、アメリカは5位である。経済複雑性指標は何かというと、どの国がどれだけ複雑なモノとコトを作り続けられるかという能力である。日本は世界一、難しい国ということになる。非常に複雑な国である。付加価値という観点からみると重要なことである。印刷産業はすべての産業に繋がっている産業だから、そういう複雑な社会、経済的に複雑なモノを作り続けることができる国である以上、印刷産業にもまだまだ十分チャンスがある。

これからの時代は、単なるコストダウンとか、売上げの向上とかにとどまららず、取締役のプレンツが申し上げた通り、すべてのモノとコトがインターネットで繋がり、新たなビジネスモデルを構築することを考えていかなければならない。第4次産業革命はただの言葉やシンボルではない。これを印刷業で実現していく。そして社会の要請に応えることができれば、私どたちの未来は必ず見えてくる。

 

ハイデルベルグ・ジャパンはこれまで以上に皆様と手を携えて未来の印刷産業をともに創造していきたいと考えている。これまで以上にご指導・ご鞭撻のほどよろしく申し上げる」

 

 

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