2016年10月11日

大日本印刷(DNP)は、仮想の売場環境を再現する調査サービス「イメージバスケット」にVR(Virtual Reality:仮想現実)技術を導入し、機能を拡充させた「DNPパッケージ・販促物デザイン評価サービス イメージバスケット VR」のサービスを開始した。「DNPパッケージ・販促物デザイン評価サービス イメージバスケット VR」は10月4日(火)から7日(金)まで東京ビッグサイトで開かれた「TOKYO PACK2016(2016東京国際包装展)」のDNPブースに出展した。

 
リニューアル後の新サービスでは、仮想の売場環境をWebサイト上に構築。新サービスでの調査はパソコン画面に表示された売場で、陳列棚の間を自由に移動したり、並んだ商品を手に取ってパッケージの様々な面の情報を閲覧したりと、実際の購買に近い行動を取ることができる。

 

食品や日用品のメーカーなどは近年、自社製品の売場での競合製品との差別化を図るため、より効果的な商品開発や売場作りのためのマーケティングリサーチなどに力を入れている。そうした中各社は、どうすれば自社製品を生活者が手に取ってくれるか、購買される商品をどのように作るかなどをリサーチするために、実際の売り場を使用したマーケティング調査を実施している。しかし、実際の商品を用意し、店舗の協力も得なければならない事から、より手軽で効果的なマーケティングテストができるサービスが求められていた。
これに対してDNPは、パッケージのリニューアルや新発売を予定している商品を含む仮想の売場をwebサイト上に再現し、生活者の購買プロセスや購買心理などのデータを大量かつ迅速に収集するシステム「DNPパッケージ・販促物デザイン評価サービス イメージバスケット VR」を開発した。

 

機能を拡充した「イメージバスケット VR」では、仮想の売場環境をWebサイトに構築する。
パソコンに3次元で表示された売場は、陳列棚間を自由に移動できたり、陳列されている商品を手にとってパッケージの様々な面の情報を閲覧できたりするなど、実際の売り場での買い物に近い環境での調査が行える。
ネットを通じて生活者が模擬購買を行うとともにアンケートに答えてもらうことで、購買行動のプロセスやその時々の心理状況が把握できる。従来の店舗調査では行動プロセスや購買心理に関するデータの大量取得が困難だったが、本システムでは、2日で数百~千人分を収集することが可能で、短期間でパッケージや販促物デザインの効果検証を行なうことができる。
3Dモデリング技術により、どのような売場でも再現できるとともに、新商品やパッケージリニューアル品の用意、売場販促物のダミー作成などの必要もなく、デザインデータを3Dの売場に組み込み、調査に利用することが可能。

 

 

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