2015年03月19日

東京洋紙同業会が3月12日に発表した「平成27年度2月市況」(紙青会作成)により用紙の販売量を見ると、印刷用紙Aは平判、巻取ともに前年同月を下回った。A2コートの平判は前年並み、巻取は前年を上回った。

 

▽印刷用紙A(前年同月比全体94・9%、平判96・5%、巻取88・4%)
平判は、全体的に低調で目立った大口物件もなく小ロット販売が続き、3カ月連続前年を下回った。
巻取は、生損保の動きが若干見られたが、目論見書・取扱説明書等の仕事は減少し、また昨年あったNISAの資料関連が不調だった事もあり、前年を下回った。再生紙は平判、巻取ともに東京オリンピックや防災関連の官公庁の仕事が順調であり、1月に引き続き前年を上回った。

 

▽A2コート(同100・0%、平判99・2%、巻取102・8%)
平判は、金融・証券関係のパンフレット、生損保関連の約款表紙、学参、DMなどに動きがあり前年並みに推移した。
巻取は、高級不動産チラシや自動車、家電、衣料品など各業種で年度末や春需に向けたカタログ、パンフレット等に堅調な動きが見られ前年を上回った。

 

▽A3コート(同84・5%、平判91・4%、巻取81・3%)
学習塾・予備校や葬祭関連、不動産チラシに若干の動きはあったものの、用紙の軽量化、版型の縮小、部数減の傾向は続き全体的な荷動きは低調に推移した。

 

▽ノーカーボン紙(同平判92・2%、巻取70・6%)/上質フォーム(同83・0%)
ノーカーボン紙、上質フォームともにJA、生損保、年金関連で動きは見られたものの、昨年の大型損保合併の特需影響が大きく、前年を大幅に下回った。

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