2016年09月09日

日本印刷技術協会(JAGAT、塚田司郎会長)は10月7日午後1時半から、東京・文京区の椿山荘で「印刷の再成長―市場の創出」をテーマに「JAGAT大会2016」を開く。第1部JAGAT報告・講演、特別講演、第2部ディスカッション、第3部懇親パーティーの3部構成。特別講演の講師には『日本はなぜ負けるのか―インターネットが創り出す21世紀の経済力学―』の著者、日本インターネット協会理事長の藤原洋氏を招聘する。

 
インターネット革命が起きてからの20年間、工業社会から情報社会への移行はうまく行われたのか。IoT活用やAIなどの新たなイノベーションも起きつつある。印刷を含むメディア産業にとって必要な技術、マーケティングなどの観点から、収益を生む戦略に必要なものは何か。印刷が再成長するための価値創造、「理論から実践へ」のシナリオを探る。

 
午後1時40分からの第1部では初めに塚田会長(錦明印刷社長)が「印刷再成長のための新しい企業経営とは」をテーマに話す。続いて藤井建人JAGAT研究調査部部長が「JAGAT最新調査から読み解く印刷業界の最新動向―『JAGAT印刷産業経営動向調査2016』+『印刷白書2016』にみる業界動向」と題して講演する。

 
特別講演では、「インターネットが創り出す21世紀の経済力学―勝ち抜くための処方箋」をテーマに、ブロードバンドタワー会長兼社長CEO工学博士の藤原洋氏(インターネット総合研究所所長、日本インターネット協会理事長)が講演する。

 
4時半からの第2部ディスカッションは「差別化戦略と新たな仕事の創出」をテーマ行う。藤原講師、インプレスR&D社長・井芹昌信氏、フュージョン会長・花井秀勝氏がスピーカー、郡司秀明JAGAT専務理事がモデレータを務める。

 
第3部懇親パーティは6時20分から7時40分まで。

 
藤原氏は1954年福岡県生まれ。77年京都大学理学部卒業。東京大学工学博士(電子情報工学)。日本アイ・ ビー・エムほかを経て、96年インターネット総合研究所を設立。2012年ブロードバンドタワー会長兼社長CEOに就任。
著書に『ネットワークの覇者』(1998年、日刊工業新聞社)、『科学技術と企業家の精神』(2009年、岩波書店)、『第4の産業革命』(10年、朝日新聞出版)、『デジタル情報革命の潮流の中で~インターネット社会実現へ向けての60年自分史~』(14年、アスペクト)、『日本はなぜ負けるのか~インターネットが創り出す21世紀の経済力学~』(16年、インプレスR&D)などがある。

 
井芹氏は1992年、インプレス設立に参画、取締役就任。パソコン入門書「できるシリーズ」、「インターネットマガジン」、インターネットメディア「IMPRESS Watch」創刊編集長。現在、インプレスホールディングス(インプレスから社名変更)主幹。インプレスR&D代表取締役社長。インプレスR&Dが自社開発した次世代型電子出版プラットフォーム「NextPublishing」で出版のオープン化を推進している。

 
花井氏は1951年生まれ。AMAマーケティングスクール<USA>応用研究科修了後北海道大学工学部勤務、札幌凸版印刷入社。デパート流通業メーカーなどの販売促進を手がける一方エリアマーケティングのノウハウを利活用して、これまで細分化エリア分析システム、RFM顧客管理システム等の研究提案開発を手掛ける。91年フュージョン設立、中小企業のマーケティングに関する販売促進コンサルティング等を推進。通産省北海道局産業クラスター委員、札幌市IT経営戦略アドバイザリー委員など歴任。

 
参加費は会員企業1人2万円、2人目以降は1人1万8000円。定員200人。
 
 
■藤原洋氏の著書
 
 

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